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インターパークとSKT、「ネット銀行」でNH証券など10社とコンソーシアム

個人金融の強者を狙う 

    • < インターネット専門銀行三つ巴 >

    インターパークはSKテレコムなど10社とコンソーシアムを構成して、「インターネット専門銀行(ネット銀行)」への出場意向を示した。 17日、金融業界と情報通信技術(ICT)業界によると、インターパークとSKテレコムはネット銀行の認可を得るために、最終的にコンソーシアムを構成することで大枠合意したことが伝えられた。

    インターパーク・コンソーシアムには他にもNHNエンターテイメント、NH投資証券、ウェルカム貯蓄銀行、イエローフィナンシャルなどが参加を天秤にかけている。一方、GSホームショッピングはネット銀行への参加を推進することにして、様々なコンソーシアムと参加を議論している。関連業界の関係者は、「インターパークは6月末から、コンソーシアムを構成するためにさまざまな企業と会って水面下の作業を行っていた」とし、「インターパークの継続的な求愛に、SKテレコムのような大企業も資本参加に乗り出した」と明らかにした。

    インターパークがそうそうたる友軍を確保することにより、ダウムカカオ・韓国投資金融持株・国民銀行によるコンソーシアムと張り合う強大な候補として浮上した。第三の候補であるKTは現在、教保生命やウリ銀行などとコンソーシアムの構成を協議している。

    インターパークはコンソーシアムの構成を、今週中に最後の仕上げを行うという計画だ。インターパークを中心に通信会社(キャリア)、ホームショッピング、ICT企業などのさまざまな企業とで連合軍を作るという方針だ。

    インターパークは、コンソーシアムでまず10%の株式(議決権は4%)を確保した後、産業資本のネット銀行の持分制限が50%までに許容される銀行法が改正されれば、今後の株式を増やすという計画だ。

    インターパークの高位関係者は、「ネット銀行事業を担う最大株主はインターパークが引き受ける」とし、「10以上の連合軍でコンソーシアムを構成するが、運営に対する最終的な責任を負うという意味」だと明らかにした。

    インターパークは銀行法の改正後に最大株主として乗り出す計画だが、他の参加者との株式を似たようなレベルに維持する計画だ。 ICT業界の関係者は、「ダウムカカオ・コンソーシアムの場合、ダウムカカオが持分を大幅に確保するという点を明確にした」とし、「これに反してインターパークは小規模の株式を互いに持ち合いながら相互協力する事業構造を説明し、このような説得で大きな企業の参加を導出したもの」だと説明した。

    インターパーク・コンソーシアムは中級信用者向けの、個別事情に合わせた個人金融を提供するネット銀行を作るという計画だ。まず進出が容易な支払い決済市場で事業構造を造成し、個人金融に事業を拡大する計画だ。金融界では年間10%台の中金利融資が全くない状況だ。政府に押されて市中銀行と貯蓄銀行が中金利融資商品を発売したが、実績は微々たるものだ。市中の金融機関はリスク管理が難しくコストが掛かるという理由から中金利融資を敬遠している。

    インターパークの関係者は、「既存の信用格付けだけを見て金融機関から融資を受けることで、中級信用者は20%以上の高い利子を提供して融資を受ける状況が起きている」とし、「電子商取引の実績など、様々な情報をもとに立体的に個人の信用を評価しながら、中級信用者に対して相対的に低金利の個別融資を提供する計画だ」と明らかにした。

    インターパーク・コンソーシアムが可視化し、ネット銀行「3強」構図が整ってきた。

    韓国投資金融持株・ダウムカカオ・国民銀行はすでにコンソーシアムの大きな構造を確定し、KTは教保生命・ウリ銀行とコンソーシアムを構成するための最終調整に乗り出している。

    当初、インターパーク・コンソーシアムは他のコンソーシアムに比べて重量感が落ちたのは事実だ。しかし、SKテレコムなども様々な業種の骨太な企業が合流することにより「ダークホース」として浮上している。

    一方、有力候補に分類された未来アセット証券がネット銀行への不参加を宣言することにより、当初は未来アセットとコンソーシアムの構成を議論した企業銀行(キオプウネン)などは新しいコンソーシアムを探し出している。
  • 毎日経済_アン・ジョンフン記者/ペ・ミジョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-08-18 04:02:03