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イ・ソジン「『三食ごはん』の延長戦のように演技したかった」

インタビュー①/③ 

    俳優イ・ソジンはMBCドラマ『結婚契約』にてユイとともに切々としたラブストーリーを演技した。二人はそれぞれ外食会社戦略本部長ハン・ジフンと脳腫瘍を患うカン・ヘス役を演じた。人生の最後に出会った二人の姿に視聴者は涙を流した。「実際の恋人ではないか」という言葉が出るほどに良い呼吸を見せたが、ユイの実際の恋人は俳優イ・サンユンだった。

    イ・ソジンは「ユイの熱愛ニュースが伝えられた後、作品の中の余韻がさっと整理された」と冗談を言って笑った。「胸の痛い物語を描いた作品は余韻が長いことも良いが、ユイがとても早く整理しました。ユイが恋愛をしていることは撮影のときも知りませんでした。誰かと交際中であれば、私だとしても話をしません。むしろ交際を知らない状態で演技したことが気を使わず良かったと思います」

    ユイとイ・サンユンの突然の交際のニュースにもイ・ソジンは結いと気楽に呼吸を合わせることができ良かったと話した。撮影当時、ユイの交際の事実を知らなかったが、「誰かと交際しているようだ」という雰囲気はあったと説明した。彼のユイに向かう賞賛は続いた。

    「ユイはいつも溌剌としています。演じる役割が感情的で手に負えなかっただろうに、撮影現場でも疲れた様子を見せなかった。ユイが若い頃に運動をしていたためか、負けたくない根性もあり、苦しい素振りもほとんどありませんでした。若い頃に運動をさせることは良いようです(笑)」

    イ・ソジンとユイの年齢差は12歳を越える。ロマンスがそっと作品をリードしていた『結婚契約』では俳優の比重が大きい方であった。イ・ソジンはプレッシャーになりそうなユイとの年齢差が返って演じることに助けとなったと説明した。

    「ユイの役割が若い年齢で早くに子供を生んだ人物であり、年齢差は大きく気を使いませんでした。演技しながらユイが私を信じてついてきてくれ、私も同年代の仲間と演技するよりも相手をすることが楽でした。お陰でラブシーンをリラックスしてできたのでディテールが生きたと思います」

    イ・ソジンは『結婚契約』が自分が出演した作品の中で一番悲しいドラマだと話した。それほど感情消耗も大きく、ユイが描き出すカン・ヘスを見つめることも大変なことだった。tvN『花よりおじいさん』、『三食ごはん』にて見せた姿も作品没頭の妨げになるのではと心配された。

    「『三食ごはん』にてプライベートな姿をお見せしました。ドラマで格好良いフリをすれば拒否感が生まれると思いました。完全に変えるよりも『三食ごはん』の延長戦で演技したいと思いました。台詞も序盤には可能な限り普段と似ているように演じました」

    久しぶりのドラマ復帰となったイ・ソジンは演じたい役割について「両面性を持つキャラクター」だと答えた。一人の人物が単純に説明されないように、人の複雑な感情と心理に関心があるということだ。しかしラブストーリーはこれ以上できないかもしれないと話した。

    「今回が最後のラブストーリーではないでしょうか?若い俳優たちがやらないと。私の年齢では鳥肌の立つ演技がうまくできません。代わりに多様なジャンルのドラマが生まれてくれればと思います」



    ※この記事は「インタビュー②」へ続きます。
  • スタートゥデイ ハン・イング記者 | 入力 2016-05-06 09:59:40