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「不夜城」7話イ・ヨウォン-ユイ、60分を魅了した魔性のケミ

「不夜城」7話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    一度葛藤を体験したイ・ヨウォンとユイがより強固になった「ウォメンス(ウーマン+ロマンス)」で視聴者を魅了した。

    12日放送されたMBC月火ドラマ『不夜城』では、ソ・イギョン(イ・ヨウォン扮)からパク・ゴンウ(チン・グ扮)を手の内に入れろという指示を受けるイ・セジン(ユイ扮)の心理変化が描かれた。

    イ・セジンはパク・ゴンウを誘惑しろというソ・イギョンの提案に上流階級のパーティーにまで参加したがミッションに失敗した。パク・ゴンウがまったく関心を見せず、誰もいない場所に行ってギターを弾き、過去に恋人に聞かせてやった歌と同じだという事実にイ・セジンの気持ちが揺れたためだった。

    イ・セジンはソ・イギョンのもとに戻り「私には出来そうにない。まだパク・ゴンウに気持ちが残っているんじゃないですか。そんな人の心を丸め込むことは出来ない」と話した。

    するとソ・イギョンは「期待もしていなかった。確認しようとしただけ。あなたの限界がどこまでなのか」とイ・セジンを解雇した。彼女は「私があなたをずっと望まなければいけないのに、その理由がなくなった。弱くなった人間は嫌」とはっきりと線を引いた。

    しかしこれはソ・イギョンが投げた最後の餌だった。イ・セジンの心の中に隠れていた欲望を呼び起こそうとしたものだった。

    解雇後、境遇が底辺まで下がったイ・セジンはソ・イギョンが与えた1円を暫く見つめた後に突然目の色を変えた。彼女はソ・イギョンのもとを訪れてパク・ゴンウを奪ってみせるとし「これ以上利用されたくない。みんな自分の欲心だけを見ている。私もそれに振り回されず徹底的に利用してやる」と話した。胸の奥深くから自身の欲望と向き合った瞬間だった。

    ソ・イギョンは外付けハードディスクを差し出して「パク・ゴンウに渡しなさい。そうすれば彼があなたを信じるでしょう」と話した。続けて「最初からパク・ゴンウが私に接近することを分かっていて解雇したの」と話し、驚くイ・セジンに「半々だった。あなたが帰ってくるかもしれないし、完全に諦めるかもしれなかったから。けれど事務所に入ってきた瞬間、あなたの眼差しを見て分かった。最後のテストは終わった。よく来たわね」と手を差し出した。

    イ・ヨウォンとユイはぴったりのケミでややもすれば地味になりうるドラマに緊張感を吹き込んだ。際立つロマンス無しに二人の女性キャラクターだけでも視聴者の視線を奪うことができることを証明した60分だった。
  • MBNスター イ・ダウォン記者 / 写真=MBC放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2016-12-13 06:32:02