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「ユンヨンヤンイソン」のBEASTではなく、別のBEASTが誕生する?

    最近、歌謡界に驚くほどの話題が登場した。アイドルグループ「BEAST」ユン・ドゥジュン、ヨン・ジュンヒョン、ヤン・ヨソプ、イ・ギグァン、ソン・ドンウン(以下、「ユンヨンヤンイソン」)との契約が終わったが、また別のBEASTを再結成するという元所属事務所CUBEエンターテイメント側の公式発表が行われたのだ。BEASTという名前の商標権を持っているCUBEエンターテイメント側から元祖メンバーだったチャン・ヒョンスンを中心に3人組BEASTを再び作るという話だった。爆弾の大きさと性能だけを見れば明らかにメガトン級だ。

    BEASTが誰にも負けないほどに強いファンダムを持つアイドルグループであるだけに、また別のBEASTが結成されるという話はすなわち「戦争」のような状況が巻き起こることを意味しているためだ。

    一方、雰囲気は比較的落ち着いている。BEASTのファンクラブを中心に「所属事務所に強力に対応する」程度の表現が出ているが、BEASTの再結成そのものが容易ではないという雰囲気が大半の様子だ。これまで神話や東方神起といったチーム名を巡る歌手と所属事務所間の紛争から得た学習効果も一役買っているように見える。所属事務所と商標権扮装を起こした神話の場合、法院の調停を通じて商標権を引き渡してもらっており、東方神起を離れたキム・ジェジュンとキム・ジュンス、パク・ユチョンが新しくJYJを結成したが、東方神起は全盛期に劣らない成果を得ているという事実を勘案すれば、どんな状況であれ最悪はないという安堵感が作用しているようだ。

    当事者である「ユンヨンヤンイソン」メンバーたちもまだ特別な反応は見せずにいる。ただし、現所属事務所Around USエンターテイメント側と元所属事務所であるCUBEエンターテイメントとの商標権譲渡に関する協議に来たいをかけている様子。むしろBEAST再結成宣言により「公共の敵」となったのは元メンバーのチャン・ヒョンスンだ。

    BEAST脱退後、再契約をしてCUBEエンターテイメントに一人残った彼を中心にBEASTが再び作られるという所属事務所の発表により困惑している最中だ。所属事務所の発表当時、自身のSNSを通じて「まったく知らない話」だと釈明したチャン・ヒョンスンは、現在この文章を削除した状態。しかし、一時はメンバーとの不仲説が巡ったり、チームを脱退した彼を中心にBEASTが再結成されるというニュースにファンダムは不満を表している状態だ。第2の神話となるのか、それとも第2のJYJとなるのか、BEASTを見つめる視線は複雑だ。
  • 毎日経済Citylife 第567号 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-02-26 04:35:36