記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > 総合

性接待強要「故チャン・ジャヨン事件」が9年ぶりに再捜査…時効まで2カ月

    ソウル中央地検が故チャン・ジャヨン事件の再捜査に着手した中で、ネットユーザーたちが歓迎している。

    法曹界によるとソウル中央地検女性児童犯罪調査部(ホン・ジョンヒ部長検事)は1日、水原地検城南支庁からチャン・ジャヨン関連事件の記録を渡され捜査に着手した。2009年の検察の捜査終結から9年ぶりのことだ。

    先月28日、法務部傘下検察過去史委員会はチャン・ジャヨンさんの性接待疑惑と関連して一部事件の捜査が不十分に行われたと報告して時効が残っている強制わいせつ事件を再捜査するよう検察に勧告した。

    今回再捜査対象となった人物は元記者出身の政治家Aさん。チャン・ジャヨンさんは2008年に酒の席でAさんに強制わいせつされたという内容の遺書を残して2009年に命を絶った。当時この事件を調査した京畿盆唐警察署はチャン・ジャヨンさんに対する強制わいせつ・接待強要などの疑いを認識して、Aさんを起訴意見で検察に送致したが2009年8月、検察では嫌疑なしの不起訴処分となった。Aさんの強制わいせつ容疑の時効は10年で、この事件は8月4日に公訴時効が切れる。

    このニュースが伝えられるとネットユーザーたちは「もう残っている時効は2カ月ちょっと。今回もうやむやに終わってはいけない。確実に調査してほしい」、「いよいよ再調査。ところで証拠が果たして残っているだろうか?」、「当時の調査官たちも確認して過ちがある場合は処罰するべきだ」、「再捜査まであまりにも長かった。力のない人の悲しみは埋もれるという認識を変えてほしい」、「正義の社会の実現が司法の役割だ。過去の過ちを正す機会が来たと思って徹底的に」、「本当に何かが変わるようだ。再び期待をかけてみる」などのチャン・ジャヨン事件の再調査を歓迎している。

    一方、2009年、検察はチャン・ジャヨンさんが有力者への性接待を強要されたという文書、別名「チャン・ジャヨンリスト」に記載されている人物が酒の席に同席したことが確認されたにもかかわらず捜査を中断し、残りの人物たちについても企画会社の代表とマネージャーのみ在宅起訴して疑惑が提起された10人は容疑なしで事件を終了させ、うやむやに終わっていた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ キム・ソヨン インターン記者 / 写真=スタートゥデイDB | (C) mk.co.kr | 入力 2018-06-05 09:37:55