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出国停止が解除された産経ソウル支局長、日本へ出国

    朴槿惠(パク・クネ)大統領の「セウォル号惨事」当時の行跡に疑惑を提起して、名誉毀損の疑いで起訴された日本の加藤達也前産経新聞ソウル支局長(49・写真)に出国が許可された。

    ソウル中央地検刑事1部(シム・ウジョン部長検事)は14日、「出国停止の必要性がある程度解消されたと判断し、法務部に出国停止解除を要請して法務部の審査の末に14日、解除を決めた」と明らかにした。

    これによって加藤前支局長はこの日の午後、日本に向かった。検察は「証拠資料に対する調査と重要な争点整理が完了した」とし、「加藤前支局長が裁判に誠実に出席すると本人自ら念を押しており、所属会社である産経新聞も彼の裁判出席を保証すると約束していることから、このような決定を下した」と説明した。検察は、家族がすべて日本にあり、人道的次元からの配慮を行ったと付け加えた。加藤前支局長は、法務部の出国停止措置が不当だとして今年2月、出国停止取消訴訟と執行停止申請を提起したが裁判所がこれを棄却した。

    これに対して魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は、「今回の件は検察当局が法と原則、事件の処理基準に基づいて捜査を進めてとった措置」であり、「韓・日関係とは無関係な事案であり、これを外交問題化しようとすることは望ましくない」と語った。

    韓・日関係の葛藤要因の一つであった産経新聞前支局長の出国禁止が解除され、両国が関係改善を打診していくことではないかという分析が提起されている。

    産経新聞はこの日、「韓国政府が8ヶ月ぶりに前支局長の出国禁止を解除した」という号外を発行し、緊急速報として伝えた。産経は出国禁止解除のニュースを伝えて、「加藤前支局長の公判出席は産経新聞社が保証することにした」と伝えた。
  • 毎日経済_東京=ファン・ヒョンギュ特派員/ソウル=キム・ギジョン記者/キム・セウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-14 17:35:12