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ロッテ復活…新世界は追加、現代百貨店は初…ソウル市内免税店事業者選定

    • < 閉店前のロッテ免税店ワールドタワー店 >



    現代百貨店と新世界、ロッテ免税店がソウル市内免税店を運営できる大企業事業者として選定された。SKとHDC新羅が苦杯を飲んだ一方、現代百貨店は初の免税事業進出を叶えた。

    関税庁は17日、市内免税店特別審査委員会審査委員団の総合審査をもとに、中小・中堅企業1社を含むソウル4カ所、釜山1カ所、江原1カ所など6カ所の市内免税店事業者を発表した。大企業の他に中小・中堅企業としてはトップシティが、釜山は釜山免税店が、江原はアルペンシアが選ばれた。

    関税庁次長が当然職として勤める委員長の他に教授、研究機関研究員、専門資格者、市民団体役員など11人で構成される委員団は去る15日から2泊3日間、忠南天安に位置する関税国境管理研修院にて免税店申請業者について審査を進行した。10項目、全1000点満点の事業者評価にて現代百貨店が801.50点で最も高い点を受け取りロッテ(800.10点)と新世界DF(769.60点)がそのあとに続いた。トップシティは761.03点、釜山免税店は721.07点、アルペンシアは699.65点を受けた。これら企業は最長12カ月の準備期間を経て正式に特許を受け、来る2017年にオープンする予定だ。特許が与えられれば、特許付与日から5年間免税店を運営することが可能となり、中小・中堅企業の場合は関税法により5年の範囲内で1回の更新が許容される可能性がある。

    関税庁関係者は「選ばれた事業者が免税店特許過程にて、関税法上特許取消理由に該当する嘘や不正な行為をしたと判定されれば、直ちに特許を取り消す計画」だと付け加えた。

    事業者選定発表後、チョン・ジソン現代百貨店会長は「既存の免税店と差別化された免税店を具現し、市場に活力を与え、善意の競争を触発させて免税店サービス品質向上を通じた観光客の便宜増進など、国内免税店の品格を一段階引き上げる」と抱負を語った。

    現代百貨店はCOEX店にグループとしては初めて現代免税店を開く計画だ。

    ワールドタワー店を再開場する予定のロッテ免税店は「不安を持ち過ごした1300人の職員たちが再び本来の業務に復帰できることとなり、何よりも安堵している」とし「関税庁に提出した事業計画内容を誠実に履行し、積極的な投資と韓流コンテンツ開発を通じた外国人観光客維持、雇用創出、中小企業との共生によって地域・国家経済に寄与し、観光韓国の未来を拓く」と話した。

    新世界セントラルシティに免税店を開く新世界DFもまた「免税店を文化芸術観光のハブとするという意志が認められた」とし「セントラルシティ一帯を個別観光客中心地とし、その需要を瑞草・江南だけでなく全国に伝播して韓国ブランド価値を高めながら、必ず行くべき場所だと記憶に残る『マインドマーク』となる」と伝えた。
  • 毎日経済デジタルニュース局 ペ・ユンギョン記者 / 写真=ロッテ免税店提供 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-12-17 20:20:24