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北「グアム包囲射撃作戦検討」…トランプ大統領、激しい口調で警告

  • ◆ 「北、核弾頭の小型化に成功」 ◆

    ドナルド・トランプ米国大統領は「炎と怒り」という、前例のない激しい口調で北韓(北朝鮮)を圧迫した。これに対し、北韓はグアム包囲射撃を検討していると米国を脅かすなど、韓半島をめぐる緊張が一触即発の状態に駆け上がっている。

    トランプ大統領は8日(現地時間)、休暇中のニュージャージー州のベッドミンスターゴルフクラブで「北韓の核能力について評価してほしい」という記者の質問を受け、「北韓がこれ以上米国を脅かさないことが最善だろう」とし「そうでなければ今まで世界が見られなかった炎と怒り(fire and fury)、短刀直入に言えば力(power)に直面するだろう」と警告した。

    これは北韓が核弾頭の小型化に成功したという、国防情報局(DIA)の報告書の内容を報道したワシントンポスト(WP)の報道に対する反応で、トランプ大統領は「金正恩は正常な状態を超えて非常に脅威的だ」と評価した。

    ワシントンポストはこの日、北韓が核弾頭を小型化することをもって、米本土を核武器で脅かせるパズルの半分を解いたと診断した。このような分析によると、北韓は残り半分のパズルである大陸間弾道ミサイル(ICBM)の大気圏再進入技術だけを残すことになった。

    トランプ大統領のこの日の発言は、ハーバート・マクマスター ホワイトハウス国家安保補佐官が先週末、北韓に対する予防戦争の可能性に言及した後に出てきたものであり、注目されている。マクマスター補佐官は「北韓が核兵器でアメリカを脅かすことを遮断するための予防戦争」に対する質問を受け、「すべてのオプションを持っている。軍事オプションも含まれる」と話した。

    北韓はトランプ大統領の発言があった直後の9日午前7時、米国の予防戦争に全面的に対応するだろうとし、米国の軍事拠点であるグアムに対する包囲射撃作戦案を検討中だと明らかにした。

    この日、北韓軍の戦略軍はスポークスマン声明を通じて、「アンダーソン空軍基地を含むグアム島の主要軍事基地を制圧・牽制して米国に厳重な警告信号を送るため、中長距離戦略弾道ロケット火星-12型でグアム島周辺に対する包囲射撃を断行するための作戦案を慎重に検討している」と主張した。戦略軍のスポークスマン声明は、「グアム包囲射撃案は十分に検討・作成され、すぐにも最高司令部に報告することになり、わが共和国の核武力の総司令官である金正恩同志が決断を下したら、任意の時刻に同時多発的・連発的に実行されるだろう」と威嚇した。

    一方、米国の長距離戦略爆撃機B-1B「ランサー」2機が去る8日、韓国で韓・米連合訓練を行ったことが伝えられた。
  • 每日経済 ワシントン=イ・ヂンミョン特派員/ソウル=アン・ドゥウォン記者 | 入力 2017-08-09 23:25:03