記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 政治

文在寅大統領とトランプ大統領、来月初めにソウルで首脳会談

  • 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11月初めに訪韓するドナルド・トランプ米国大統領と首脳会談を持ち、北韓の核問題と韓米自由貿易協定(FTA)の改正交渉などの懸案を議論する。これに続いて11月8~15日、7泊8日の日程でインドネシア、ベトナム、フィリピンなど東南アジア3カ国の訪問に初めて乗り出す。この期間にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(韓・中・日)首脳会議、東アジア首脳会議(EAS)に参加して東南アジアを舞台に外交の底辺を拡げていく。

    12日、青瓦台によるとムン大統領は来月初めに韓・中・日を含めて、アジア地域を歴訪する際に訪韓する米トランプ大統領とソウルで首脳会談を行い、その席で北韓(北朝鮮)の第6次核実験と相次ぐ弾道ミサイル挑発による協力案を最優先的に議論して堅固な韓米同盟を再確認する。

    両国首脳はまた、米国の戦略資産の循環配置、核推進潜水艦のような米国産の最尖端武器の購入、在韓米軍の防衛費分担金の調整・修正手順を踏むことを約束した韓米FTAなどに対して幅広く意見を交換することが観測される。

    ムン大統領の就任後、韓・米両者の首脳会談は6月末の米ワシントンDCと、9月下旬の米ニューヨークに続き3回目だ。

    特にトランプ大統領は先月、国連総会の基調演説で「炎の怒り」「完全破壊」のような言葉で言及し、北韓に対する先制攻撃の可能性を示すなど韓半島の安保状況がきびしい中で、今回の韓・米首脳会談で進展した対北制裁の解法が出るかで関心を集めている。

    ムン大統領は韓・米首脳会談を終えた後、インドネシアのジャカルタ(11月8~10日)でインドネシアのジョコ・ウィドド大統領との首脳会談を進める。青瓦台の関係者は、「韓・インドネシア首脳会談の最終日程を調整し、近いうちに公式発表する予定だ」と明らかにした。

    韓・インドネシアの初の首脳会談は去る7月、G20首脳会議の開かれたドイツで予定されたが現地の治安・交通問題で霧散したことから、ジャカルタ軽電鉄事業、次世代戦闘機の共同開発、一貫製鉄所の合弁事業などの大規模な両国の経済協力方案が議論されると予想される。

    続いてムン大統領は11月10~11日、ベトナムのダナンで開催されるAPEC首脳会議、13~14日にはフィリピンのマニラで開催されるASEAN+3首脳会議とEASに参加することにした。これを契機にムン大統領は2国間・多国間首脳外交を繰り広げながら、東南アジア各国との協力関係をさらに一歩発展させていく。

    また、来年2月に開催される平昌冬季オリンピックに対する関心と参加を要請するものと思われる。特にAPEC首脳会議に習近平中国国家主席が参加予定であると伝えられ、ムン大統領と会う可能性も開かれている。
  • 毎日経済 カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-10-13 09:11:05