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#MeToo運動により権威的な社会が変化する…75%が同意

    #MeToo運動が韓国社会を強打している。次期大統領を夢見た有力政治家が落馬して、ソウル市長候補に挙がっていた政治家も朽ち果てる運命にある。

    映画監督と俳優、脚本家、歌手など芸能人も例外ではなく、テレビの解説で名声を馳せていた棋士もテレビ画面から姿を消した。

    #MeToo運動に対する韓国人の反応は非常に肯定的だ。世論調査機関リアルメーターの調査で74.8%が肯定的な反応を見せた。偽りの証言によりいわれのない被害者が発生する可能性があるという理由で否定的な反応もなくはないが、少数(3.1%)にとどまっている。

    韓国メディア振興財団メディア研究センターの調査結果も似ている。#MeToo運動の支持率が88.6%と、世論がこの運動に非常に好意的であると分析された。ただし、男女間では若干の違いが現れた。

    エムブレイントレンドモニターが成人男女1000人を対象に実施した世論調査で、MeToo運動に対する女性の支持率は89.8%に達したのに対し、男性の支持率は72%と、女性に比べて少し低い。

    上記の表から分かるように20代の男性の支持率が最も低い。おそらく、20代の男性が男女間の性の対決に敏感なためかもしれない。

    #MeToo運動の負の影響について「事実に基づいていない暴露は真実を傷つける」という意見が85.4%で圧倒的だったが、男性が潜在的な犯罪者として扱われる(70.8%)、またはこの運動が男女間の対決に向かいつつある(30.5%)と感じる男性も少なからず存在する。

    もちろん#MeToo運動が韓国社会を改善させるとの見方が支配的だ。単に男女間の性の問題を超えて権威的な文化を改善するのに役立つと見る人も回答者の75.6%に達し、今後不当な要求に我慢しない文化が造成されることを期待している人も70.2%と絶対多数を占めている。

    「#MeToo」という短い叫びが韓国社会に多大な反響を呼んでいるわけだ。
  • O2CNI Lim, Chul | 入力 2018-05-01 05:00:00