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【韓国でアンケート】スーツを着て働きましょうか…在宅勤務、勤務態度より業務成果が重要

トレンドモニター19~50歳の男女1000人を対象にアンケート 

  • 雇用労働部が在宅勤務に関するマニュアルを作って発表した。
    在宅勤務時の争点となる法規定やQ&Aなどを盛り込んだ204ページに達する莫大な分量のマニュアルだ。

    - 在宅勤務を拒否する場合はどうすればいいか?
    - 在宅勤務者の勤労時間と休憩時間はどう算定するか?
    - 業務開始時刻の30分前に上司が電話またはカカオトークで業務指示をした場合、業務時刻が30分繰り上げられると見るべきか?
    - 業務を早く終えて個人の用を足すことができるのか?
    - 家じゃなくてカフェで働いてもいいのか?
    - 在宅勤務中に事故に遭った場合も、業務上の災害が認められるか?

    マニュアルを見たサラリーマンの反応は多彩だ。
    「企業ごとに固有の文化があるが…、干渉し過ぎている感じがする」
    「自分でうまくやるはずなのに…」
    「ある程度マニュアルはないといけません」
    「これからカフェで働くのは諦めないと」

    ただ、はっきりしているのは在宅勤務に対する会社員の満足度が高いことだ。
    上司の顔が見えないから、今のような世の中で自分がうまく仕事をしているのか、上司が自分を認めているのかが分かりにくく、他の人に仕事を奪われるのではないか?このような不安を感じるのも事実だが、在宅勤務が楽だということには会社員のほとんどが共感しているようだ。

    市場調査会社のエムブレントレンドモニターのアンケート調査結果は、これを確認させてくれる。

    全国の19~59歳の会社員1000人を対象に行ったこの調査で、在宅勤務をした経験があるサラリーマンのうち84.4%が「満足だった」と答えた。20代の満足度は89.3%、39代は90.6%に達した。上司のつまらない小言を聞かなくてもいいという点が満足感を与えたのかもしれない。

    実際、回答者の74.3%が「在宅勤務を実施して上司や周りの人たちに気を遣わなくなった点がいい」と答えた。

    「会社では感じられなかった心理的な安らかさを感じた」(72.5%)や「在宅勤務で生活の質が向上した感じがする」(62.4%)という反応を見せた回答者も多い。

    半分以上(55.5%)の回答者が在宅勤務を実施したあと、自分のために投資する時間が多くなったと答えた。短所よりは長所がずっと多いということにも回答者の61.5%が同意した。

    会社員のほとんど(87.7%)が在宅勤務の活性化が必要だということに意見を共にしている。
    このような願いが現実のものになるためには、会社員に劣らぬほど経営者の満足度も高まらなければならない。

    そのためか、在宅勤務を希望する会社員の態度も慎重だ。
    効率性が落ちると指摘され、そうなると管理監督が厳しくなるからだろう。

    「家で休み休み働く」(66.2%)という認識を払拭するためには、勤務態度に先立って在宅勤務以前より良い成果を出すのが重要だ。この調査でも回答者の81.1%が同意した答えだ。
  • Lim, Chul | 入力 2020-09-30 00:00:00