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【韓国でアンケート】未婚男女54.5%「結婚はしても、しなくてもいい」
トレンドモニター、未婚男女19~45歳1,200人を対象にアンケート
- 「なぜ男は結婚してはいけないんですか？」
「そうしてはいけないからだよ。男は結婚してはいけないよ」少佐は怒りながら言った。
「すべてを失うことになると分かっていながら、そういう失う場所に入ってはいけないんだ。そんな所に入ってはいけないってことさ。失わない他の場所を探さなければならない」
激怒した少佐は強く言った。
「男が結婚すれば全てを失うと、どうしてそんなことをおっしゃるのですか？」
「そうなるだろうから…」 少佐はまだ壁を見つめながら話した。
アーネスト・ヘミングウェーの短編集『女のいない男たち』に載せられた「他の国で」の一部分だ。
アーネスト・ヘミングウェーの短編を愛した村上春樹もここでインスピレーションを得て同じ名前の短編集を出した。
もちろん女のいない男たちに対する状況は違う。
女のいない男になることが、どんなに切ないことか、どんなに胸の痛むことか、それは女のいない男でなくては理解できない。この時代の韓国男性たちの悩みは、アーネスト・ヘミングウェーよりは村上春樹に近いだろう。「結婚はしても、しなくてもいい」という考えを男性より女性の方がずっと多く持っているからだ。
市場調査専門企業エムブレイントレンドモニターが19~45歳の未婚男女1,200人を対象に実施したアンケート調査で18.1%だけが「結婚は必ずしなければならない」と答えた。2017年に実施した同じ調査（20.3%）に比べて2.2%ポイント減少した数値だ。
回答者の半分以上（54.5%）が「結婚はしても、しなくてもいい」という認識を表したが特に未婚男性（42.2%）より女性（66.8%）がその傾向が表れた。
「結婚する人がうらやましい」（29.1%）も、「結婚問題でストレスを感じている」（17.7%）も多くなかった。
回答者の中で具体的な結婚計画を持つ人も16.4%に留まった。最初から非婚主義と主張した回答者15.8%と似たような数値だ。
非婚に対する考えも男性（11.5%）より女性（20.2%）が多い方だ。シングルマザーの道を歩んだタレント、藤田小百合の選択が韓国女性たちの指針になったようだ。
2019年の韓国の婚姻件数は24万件余りで史上最低を記録した。
結婚を控えた若い世代に結婚に対する経済的負担を振り払う適当な対策を立てられないなら「女のいない男」、「男のいない女」は単なるエピソードではなく韓国社会の主流文化になりかねない。 - Lim, Chul | 入力 2021-01-16 00:00:00
