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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • Q.
    芸能界のラインを教えてください(4-2)
  • A.
    グライン

    「キム・グラさんとお話する時は天気以外に何の会話もしてはいけません。何か話をすると放送で全部、言われてしまいます。先輩後輩は関係ありません」

    コメディアンのイ・ギョンギュが警告した言葉です。

    彼が吐き出す毒舌はイ・ギョンギュやパク・ミョンスのギャグとはレベルが違います。聖域もありません。「2019年SBS芸能大賞授賞式」では放送3社の首脳部や多くの芸能人、そして多くの視聴者の前で「芸能大賞も人を変える時が来た」と指摘するほどでした。





    キム・グラのこのような進め方に息を合わせるのがうまい芸能人は負けずに食いつく人たちです。『ラジオスター』でもゲストが食って掛かったり、ふざけたりするとキム・グラが戸惑ったり、あるいは何だかんだと言い争う状況になりますが、これが面白いのです。

    このようなパネルやゲストとしては性格が似ているソ・ジャンフン、論理など全くないシン・ジョンファン、年齢で押し通すキム・フングク、殴ってもゾンビのように立ち上がるチョ・セホが代表的な人物です。

    四次元芸能人とも相性がかなりいいです。代表的な人物が藤田小百合、彼女はキム・グラが自分のお父さんに似ているそうで好きだそうです。現在、『ラジオスター』ではアン・ヨンミがその役を担っていますが、女性にむやみに接しては社会的な話題になるのではないかと心配しているためか、言葉に気をつけていてシナジー効果が出ないようです。

    彼らがグラインの核心メンバーでもあります。

    『ラジオスター』で共に進行を担当しているアン・ヨンミはグラインのヒロインです。

    アン・ヨンミは2019年5月『ラジオスター』にゲストとして出演しましたが、キム・グラの知的な質問を反抗期のようなキャラクターで打ち返し、視聴者から「固定メンバー」として出演させろと応援されるようになりました。そして『ラジオスター』の固定MCに抜擢されました。

    アン・ヨンミは、ハラハラするほどの「成人向けのギャグ」と歯切れの良い話でキム・グラを驚かせたりもします。実際、彼女はコメディアンの初期から下ネタや荒い言葉をギャグの素材に活用するのに一見識がありました。漢の高帝を名指しして「自分にないものを持っている」と皮肉っておきながら、自分がBカップであることを知ってから自分の胸を「とてつもないもの」と過剰に表現しました。胸ダンスを堂々と踊ったりもします。

    『ラジオスター』で共に進行を務める芸能人でアン・ヨンミの他に、キム・グクジンとユン・ジョンシンもいますが、彼らはジャンルが違うためグラインには入りません。彼ら自身がそれぞれラインを作る大物でもあります。

    キム・グラが担当している番組が野外で進行するバラエティショーではなくスタジオで進行するバラエティなので、グラインに属するメンバーがあまり多くありません。ラインに属する芸能人が私的な席で会うこともほとんどありません。

    グラインのメンバーを見ると前述の芸能人の他に、音楽グループ復活(BOOHWAL)のリーダーであるキム・テウォン(金泰源)、済物浦(ジェムルポ)高校の同窓であるタレントのチ・サンリョル(池相烈)、コメディアンのヨム・ギョンファン、俳優のイ・グァンギ(李光基)、寄付で有名な歌手のキム・ジャンフン(金章勲)、コメディアンのチャン・ドングク、タレントのホン・ソクチョン(洪錫天)、タレントのチョ・ヨングなどが思い浮かびます。

    SUPER JUNIORのメインボーカル、キュヒョン(曺圭賢)とバスケットボール選手出身のソ・ジャンフン(徐章勳)*は一時グラインの中核でしたが、JTBC『知ってるお兄さん』の出演以降は最強チームに属しているようです。

    * 芸能界に進出する時、キム・グラに、たくさん助けてもらいました。『無限挑戦』で嘘探知機を使った時に聞いた「ユ・ジェソクよりキム・グラ?」という質問に「イエス」と答えました。

    キュヒョンは一時、キム・グラの右腕のような存在でキム・グラが『ラジオスター』のMCを推薦し、キム・グラが自分の「毒舌後継者」として認めるほどでした。かつては「リトルキム・グラ」、「キムグラ・ジュニア」で呼ばれてました。キュヒョンがカンラインに渡ったようでファンはとても残念がっていましたが、SBSバラエティ『ティキタカ』で一緒にMCを担当することになりました。

    この他、KOYOTEのメインボーカル出身であるシンジ(李智善)、映画監督ポン・マンデ(奉万代)、俳優イ・フン、H.O.Tリーダー出身のムン・ヒジュン、ヒップホップ歌手のヒョン・ジニョン、ヒップホップグループDJ DOCリーダーのイ・ハヌルも、キム・グラの要請があればいつでも出演する芸能人たちです。

    ムン・ヒジュンは一時、キム・グラが悪意的な悪口を浴びせかけて敵同士でしたが、ムン・ヒジュンが除隊後、キム・グラが演じるSBSドラマ『親友ノート**』に出演したことをきっかけにとても親しくなりました。キム・グラはその後出版したエッセイ集で「この世を許した男ムン・ヒジュン」というタイトルで1チャプターを割愛しました。

    **『親友ノート』が正規編成された後、初放送でゲストとして出演した芸能人は混成グループs#arpのソ・ジヨンとイ・ジヘなど、キム・グラが番組で供え物にした芸能人です。過去、キム・グラが自分の発言で相手を傷つけたため許してもらうべき芸能人たちを出演させたのがプロのコンセプトです。