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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • Q.
    スポーツスター出身の芸能人を紹介してください(1)
  • A.
    「テレビに出れたら本当にいいね!」
    昔は、こんな歌を歌うほどテレビに顔を一度でも出すのが難しかったです。
    最近は状況が完全に逆転しました。

    今回の東京五輪の近代五種で銅メダルを取ったチョン・ウンテは各放送局が招待しようと必死になっています。

    あまりにもテレビ出演のオファーが多かったため、KBSの『何でも聞いて菩薩』には出演することにしました。だからといってチョン・ウンテ選手を芸能人だとは呼べません。MBCバラエティ番組に『私は一人で暮らす』にもゴルフ選手のパク・セリ、バレーボール選手キム・ヨンギョンなどが出演したことはありますが、彼女たちも芸能人とは程遠いです。

    芸能人とされるスポーツスター(出身)は誰がいるでしょうか?

    韓国の民俗競技であるシルム選手出身のカン・ホドン(姜皓東)、イ・マンギ(李萬基)、チェ・ホンマン(崔洪万)が先に浮かびます。彼らはみんな現役時代には土俵を平定した強者でした。

    バスケットボールのコートを走り回っていたソ・ジャンフン(徐章勲)、ヒョン・ジュヨプ(玄周燁)、ソク・ジュイル(石周一)が引退後に放送で活躍しました。サッカー選手としてはアン・ジョンファン(安貞桓)、ソン・ジュングク(宋鍾國)、イ・チョンス(李天秀)、イ・ドングク(李同國)などが幼い子供と一緒に『スーパーマンが帰ってきた』の出演をきっかけにいくつかのバラエティ番組に顔をのぞかせましたが、芸能人よりは本業のサッカーに打ち込んでいるようです。

    目に入れても痛くないかわいい娘、チュ・サランと一緒に『スーパーマンが帰ってきた』で活動したチュ・ソンフン、韓国人として初めてUFCに進出したキム・ドンヒョンなどがバラエティ番組に出演した格闘技選手たちです。

    今のところ、韓国で最高の人気を謳歌するプロ野球選手の中でバラエティ番組で活動する人物はあまりいません。大リーグ出身で「Too Much Talker」という異名で有名なパク・チャンホ(朴贊浩)、そして斗山(トゥサン)ベアーズで活躍したカン・ビョンギュ(姜炳圭)投手もいます。

    冬季五輪で韓国の金メダルを獲得したショートトラック選手のキム・ドンソン(金東聖)もバラエティ番組に出演しましたが、チェ・スンシルの姪、チャン・シホとの不倫事実が明らかになり出演しなくなりました。

    このように並べてみると、それでも少なからぬスポーツ選手が芸能人として活動しました。

    しかし、放送で完全に定着してスターになった人はあまりいません。トークショー、娯楽番組に出演する程度です。

    現役で芸能人の座を固めたスポーツスター出身を挙げるとしたら、カン・ホドン、ソ・ジャンフン、そしてソク・ジュイルぐらいでしょう。

    カン・ビョンギュが人気だった時は、カン・ホドンに劣らない人気を謳歌しましたが、インターネット賭博に関与するなど不祥事で現在テレビでは彼の姿を見ることができません。

    カン・ビョンギュは斗山ベアーズで投手として活動していた1999年、同僚選手4人と一緒に『出発ドリームチーム』に出演したことがあり、モデル顔負けの容姿と話術で芸能界で野球をやめると意気込むほどでした。





    実際、選手時代から芸能界から出演オファーをいくつか受けました。

    信じるところがあったからでしょうか。
    斗山ベアーズからSKワイバーンズに移籍した後の行動が少し図々しくなりました。監督が中継ぎとして登板させようとしましたが「日光アレルギーがあって昼の試合に出てはいけない」と言ってコーチングスタッフの言葉を失わせました。

    選手生活をやめた後、すぐにKBSシチュエーションコメディ『素敵な友達』にキャスティングされました。2001年の春に改編したKBS 2TV『夜!夜中に』のメインMCにイ・ギョンギュが抜擢された当時、アシスタントキャスターにノミネートされたばかりですから芸能界に入ったばかりにしては立場が安定している方でした。

    芸能界デビュー後、主にKBSで活動しました。『MC大激突』、『日曜日は101%』、『危機脱出ナンバーワン』などのMCとして大活躍しました。スポーツ選手出身でカン・ホドンをしのぐという評価を受けるほどでした。

    整った外見の持ち主が乱れた姿を見せるコンセプトが視聴者にアピールされたようです。野球選手時代、イ・スンヨプ(李承燁)の本塁打記録に自分が一助したというなど、自虐ギャグに対する反応も良かったです。

    ユ・ジェソク、ノ・ホンチョル、チョン・ヒョンドンなどで陣営を作った『無限挑戦』の草創期、出演オファーを受けましたが、よりによってすでに放送中だったKBSの『ビタミン』と収録時間が重なり、あきらめてしまいました。その後、『無限挑戦』が人気番組になった後、残念がっていたという噂が聞こえてきます。

    もし、その時『無限挑戦』のメンバーとして合流していたら、芸能人としてのカン・ビョンギュの人生は変わっていたでしょうか?

    今日はこのくらいで終わりにして、次はシルム選手出身の中でカン・ホドンを除いたイ・マンギとチェ・ホンマンを紹介します。