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  • Q.
    チョンジャットン(種子金)とは何ですか?どれくらい必要なの?(下)
  • A.
    (※この記事は「チョンジャットン(種子金)とは何ですか?どれくらい必要なの?(上) 」の続きです。)

    「このお金で何をしようか」と考えているなら、チョンジャットン(シードマネー)を計算する資格はありません。自分が希望するビジネスを開始するために必要な最小限の資金、元手といっても良いですが、それがチョンジャットンです。チョンジャットンを集めるために通帳を作る場合、通帳の残高が増えるのを見守りながらビジネスのアイデアを具体化させるのであれば、成功した実業家の道に入ったようなものです。

    ビジネスではなく財テクにおいては、チョンジャットンのサイズはあまり重要ではありません。人々の言うチョンジャットンの大きさも、1千万ウォンから1億ウォンまで、それぞれ違います。だからチョンジャットンがどれくらい必要なのかなんて、こんな質問は忘れてください。

    一銭、二銭め集めていけば、いつのまにか増えているというものです。無駄な浪費を減らし、一攫千金への無駄な妄想を捨てて、素朴な生活に満足するのであれば、いつの間にか余裕のある暮らしができるようになるでしょう。

    金持ちになりたいのであれば、賢明な財テクが必要ではあります。不動産や証券、債券、金、高価なアンティークなど、万遍なく分散して投資するコツも必要です。財テクでは通常20%の法則が必要だと言います。チョンジャットンを用意するには、最低でも収入の20%を貯金しなさいという意味です。

    ある家では子供にお小遣いを与えながらも、少なくとも20%は秘密倉庫に保管するように教えるそうです。

    雪だるまを作って見たことがありますか。雪を丸めるのに、最初は両手で雪を固めてボールほどの大きさの雪だるまを作るでしょう。次に、雪の上で転がして雪だるまを大きくします。雪を見たことがないのであれば、小麦粉の生地を考えても良いでしょう。生地を作る時も同じ要領ですからね。

    両手で作られた小さな雪だまが、まさにチョンジャットンです。「5年後には韓国最高の企業、サムスン電子の株式100株を購入したい」という程度の明確な目標設定があるならば、株式投資に必要な最小限の資金規模が設定されます。財テクにも明確な目標意識がチョンジャットンより先立つという意味です。

    今、お金があるのであれば、チョンジャットンを集める必要がありませんね。ない場合は、チョンジャットンを作る必要があります。

    では、チョンジャットンはどのように集めるのかというと…。

    最も簡単な方法は、親にねだることです。それができないなら、腰を曲げるしかありません。初めて雪だるまを作る時のことを考えてみてください。冷たい雪を固めますね。両手でギュッと固める必要があります。力を抜けば指の間から雪は落ちてしまうでしょう。

    年俸が2500万ウォンしかないのに、どのように集めるのかと不平を言うかもしれません。それでも目をつむって給料の70%を通帳に入れておいてください。あまりにもお腹がすきますか。同窓会などの集まりに出席できず、仲間外れになる一歩手前ですか。空腹を我慢する秘法を学んだり、副業を持ってください。

    副業を持つと、世界が回る法則を早く理解できるようになり、空腹を耐えれば想像の中で自由になった自分を発見することになるでしょう。