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Q.韓国で社会的に物議をかもしたスポーツ賭博や八百長事件について教えてください。(7)
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A.(※この記事は「韓国で社会的に物議をかもしたスポーツ賭博や八百長事件について教えてください。(6) 」の続きです。)
▶ 韓国プロバスケットボール八百長事件韓国の4大球技の中で一番最後に勝負操作(八百長)の事実が発覚した種目です。バスケットボールで勝負操作事件が発生した後、人気の球技のすべてがスキャンダルを避けて通ることができなくなりました。
バスケットボールやバレーボールでは比較的罪質の悪い勝負操作が前から存在してはいました。レギュラーシーズンで最下位になる場合、新人を獲得するときに、優先的に指名権を行使することができるため、どうせプレーオフに出ることができないのならと、技量が落ちる選手を出場させて対戦する場合にも、一種の八百長だと考えられていました。
このような目的で勝負操作を行って発覚したのなら良かったのですが、検察に捕まったバスケットボールチームの監督はひたすらお金が目的でした。スター選手出身で原州東部プロミバスケットボールチームの監督だったカン・ドンヒはブローカーから3000万ウォンを受け取って、体調の悪い選手を試合に出場させて、意図的に負けるゲームを行ったということです。
さらに、本人自らも直接スポーツtotoを購入して、お金を手にしたなんて、本当に呆れるばかりです。彼はスタメン5人のうち、4人をいつもベンチで待機していた後輩で埋めたこともあったほどだそうです。公開されたブローカーの携帯電話の内容や、検察が明らかになった事実を総合すると、100回以上バッティングして負けたことが一度もないほどだったため、監督一人では絶対にこのような勝負操作を行うことができないとして、関係のある監督や選手がもっといるという疑いが提起されましたが、追加で関わった人は確認されませんでした。
カン・ドンヒ監督が最後に選手生活をしていたLGセイコスは彼の背番号を永久欠番にする案も検討したほど、優れた技量を見せた選手だったため、彼がなぜ勝負操作をしたのか、まだ理解できずにいるファンもいます。
- Lim, Chul / 写真=photopark.com | 入力 2015-09-25 11:13:08.913000000
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