メンバーが13人もいる宇宙少女のリーダー、エクシ（EXY）の別名は「チュドコクチ（蛇口）」です。
チュ・ソジョン+蛇口（スドコクチ）の合成語です。

こんなに大勢のメンバーを引っ張るためには指導力と包容力が必要なのに、何かあるとすぐ泣くなんて少し不思議です。しかし、リーダーシップと涙は別のようです。涙のリーダーシップと言いましょうか。

ホラー映画をよく見るというので心がただ弱いわけでもないようです。水を飲みに来ていたメンバーたちが、時々ホラー映画を見るエクシに驚くとも言います。しかしあふれる涙は本人も仕方ないようです。

2020年の旧正月特集で構成されたJTBC『アイドルルーム』で宇宙少女メンバーのディス力を評価する際、エクシはヨルム（イ・ヨルム）を挙げ「ディスることはない。インフルエンザにかかった時、薬のためにご飯を無理やり食べなければならなかった。目を開けたら「お姉さん冷蔵庫を確認してください」と書かれたメモが置かれていた。ヨルムがお粥を本当に丹念に作ってくれた。それを見て一人で大泣きした」と感謝の気持ちを表しました。

当時を回想しながらエクシは「今思うとまた涙が出そうだ」と涙が出そうになり、ヨルムにエクシを抱きしめてあげました。

ニックネーム同様、 エクシは本当によく目頭を赤くします。デビュー前はゲームをしていて負けて泣き、単独コンサートの時も大泣きし親が送った音声手紙で「ソジョン」という声を聞くや否や泣き崩れました。

2018年FIFAロシア大会ではドイツ戦に街頭応援に出かけて韓国チームがゴールを決めると感激のあまり泣きましたし、『アイドル陸上大会』でメンバーたちがメダルを取った時もたくさん泣きました。宇宙少女が音楽放送で1位を占めた時、泣くのは当然のことです。泣きながらも受賞の感想は堂々と述べたのがギャップの魅力かもしれません。

WMエンターテインメントの7人組ガールグループOH MY GIRLの長女であるヒョジョン（崔效定）も涙もろいことで有名な歌手です。

ヒョジョンのニックネームは「スマイルキャンディー」。全てのことに肯定的で顔の表情からも喜びや幸せがにじみ出ています。
パンが好きな上、よく笑うので、「パンシル」というあだ名もつけられました。

OH MY GIRLのメンバーたちは控え室でも手をつないでいるほど深い関係で有名ですが、これはヒョジョンがリーダーとしての役割をそれだけうまく果たしているという意味でしょう。MBC MUSICで放送されたリアリティ番組『OH MY GIRLクエスト』で、ビニがバンジージャンプの罰ゲームを受けると高所恐怖症がひどいビニの代わりにバンジージャンプを跳んだりもしました。

あまりにも明るい性格なので、ヒョジョンが涙を見せたら、それだけ悲しく見えるんです。

Mnetのバラエティー番組『Queendom』で、 そんなヒョジョンが涙を流しました。

2NE1出身の歌手、パク・ボムと一緒に競演の最後を準備しながらパク・ボムはヒョジョンに聞きました。
「一人で一番大変だった時がある？あなたが手を伸ばしても誰も助けてくれない時のような感じを受けたことがある？」
ヒョジョンは「私は大変なことをいいように包んで記憶をなくす傾向があります。私も私を愛していないから寂しいです」と打ち明けながら涙ぐみました。びっくりしたパク・ボムがヒョジョンを抱きながら慰めました。

OH MY GIRLには、ヒョジョンのほかに、スンヒ（玄勝熙）ユア（柳諟我）が涙もろいほうです。
だからといってスンヒとユアがただ弱い性格の持ち主というわけではありません。

スンヒはメンバーの中で最も多くの一発芸を持っています。メンバー一人一人の真似はもちろん、ビートボックスや地下鉄の音、金持ちの呼び鈴の音まで出します。眉毛が柔軟で自由自在に動くのも特技の一つです。コメディアンたちからコメディアン試験を受けるように勧められたほどです。
ファンサイン会でも職員の真似、ひまわり人形踊り、口のEDMなどの一発芸でファンを楽しませてくれます。

それでも泣く時（？）はただ号泣します。
2019年9月、Mnet『Queendom』で2回目の競演でOH MY GIRLは、Lovelyzの「Destiny」を編曲して歌って好評を得ましたが、その後、控え室に来たスンヒは一人涙を流しました。
「昨日は私が小さい人間だったのに、半日で歓声を浴びる人間になってしまった」というのが泣いた理由でした。

ユアは小学生の時、陸上競技選手で中学からスカウトまでされたそうです。当時の力量が残っていたのか『アイドル陸上大会』でリレー種目に出場し2年連続優勝を勝ち取りもしました。

たまに突拍子もない姿を見せてファンの注目を集めます。下の料理する姿を見れば分かると思います。にんにく一さじが本当に…。ニンニクがすごく好きです。

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辛いニンニクが好きなのか、たまに涙を見せます。
『週刊アイドル』に出演した当時「パパ、元気出してください」というコーナーでユアは歌を歌う前に泣きそうになりました。MCが「両親が遠くにいらっしゃるのですか？」と聞くと「ソウルに住んでいます」と答えました。そのせいでユアは同情の代わりに皮肉を言われました。

『アイドル陸上大会』でリレー部門で金メダルを取った時は涙が出ませんでしたが、2018年、アーチェリー部門で金メダルを取った時は涙を見せてしまいました。2016年秋の同じ大会で予選で脱落した悔しさを思い出したためだそうです。

悲運のガールグループKARAのメンバーであるホ・ヨンジ（許齡智）は4次元的な性格もありますが、基本的に心が弱く涙もろい人が多いです。

ホ・ヨンジはデビュー当初、芸能界での生活を不思議に思いテレビ局では好奇心であちこち歩き回ってク・ハラに連れ回されたりもしました。

家族はもちろん、ファンに対する愛情も極めて高いです。「ファンは空気だ。いないと生きていけません」とも語り、自分の宝物第1号にファンを挙げました。

KARAが事実上解散した後、暴食症にかかったこともホ・ヨンジの弱い心から始まったのでしょう。一緒に住んでいたマネージャーに見つからないように、雨に降られながらコンビニに行ってパンとお菓子を食べたり、音がしないか心配で溶かして食べたりもしました。泣きながら食べたこともあるそうです。

2016年1月にはtvNの『怪しい歌手』に判定団として参加し、デビュー前に歌の先生を務めたグループTakeのチャン・ソンジェの姿を見て涙を流しました。

声だけ聞いても彼のことを思い出し「誰か分かるような気がする。本当に会いたかった」と目頭を赤くし涙を流した後、ステージに上がる姿を見てうれしそうに抱擁しました。

ポータルサイトを検索してみるだけでも、ホ・ヨンジがどれほど頻繁に涙を流しているか見当がつくでしょう。
両親にビデオレターを送りながら突然涙を流し、捨て犬の歌を歌っても涙を流しました。

2017年にはKBS『国民トークショー アンニョンハセヨ』にゲストとして参加しましたが、娘が苦労して貯めたお金を平気で使う世間知らずのお母さんのことを聞いて、しきりに涙を流しました。

「悩みの主人公の姿をずっと見ていましたが、娘が本当にきれいに育ってくれたようです。感謝します」というホ・ヨンジの気持ちが涙とともに伝わりました。