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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • Q.
    食前に飲むワインは別にありますか?
  • A.
    素敵なパーティーに行くと食事の前に簡単な飲み物やワイン、カクテルなどを飲みながら懇談することがあります。

    食事の順番に合わせてテーブルに座ると、もう一つのワインが待っています。食前に飲んでいたワインと味が違うでしょうか?もちろん違います。とても素敵なパーティーに行くと前菜とスープと家禽類、魚、肉類などコースに合わせて多様な食べ物が出る度に種類別に異なるワインを注いでくれます。

    そんなパーティーに一度でも行ってみたら?

    招待されなくても大丈夫です。招待されなければ知り合いとそんな雰囲気を出してみることもできます。
    ただ家でするには少し難しいです。
    ワインの種類によってグラスも別に準備しなければならないのですが、ご飯を食べながらワイングラスを片付けるのも面倒ですし、だからといって最初から何種類ものグラスを並べるためには食卓が大きくなければなりません。せっかく決心したので思い切って高級レストランに行ってみるのがいいでしょう。

    ワインの種類は豊富ですが食事の順番に合わせて食前酒用のワイン(Aperitif Wine)、テーブルワイン、デザートワインに分けることもあります。

    食前酒用のワインは食欲をそそるために1、2杯飲むワインです。スペインのシェリー、香りが強いイタリアのベルモット(Vermouth)、シャンパンなどがいいでしょう。シェリー(Sherry)は白ぶどうで作られた強化ワイン*で、強い風味がするアルコール度数20%前後のワインです。ペニシリンを発明したイギリスの医師フレミング(Alexander Fleming)が「ペニシリンが病人を治療できれば、シェリーは死者を生き返らせる」と絶賛したお酒です。

    * 強化ワイン(Fortified Wine)。蒸留酒を混ぜたワイン、シェリーは熟成が終わった後、同じブドウから出た酒精(アルコール100%)を入れて強化します。

    コース料理を食べると魚と肉が一緒に出たりします。
    魚に合う白ワイン、赤身に合わせて赤ワインを別々に飲むといいのですが、メイン料理に合わせるのがいいでしょう。

    食事が終わった後、デザートを楽しみながら軽くデザートワインを一杯添えれば幻想的な夜になるでしょう。
    デザートワインは食前酒用のワインと似たワインが主に使われます。シェリーとポルトガル・ポートワイン(Port Wine)が最適です。

    ピューリッツァー賞を受賞した米国の女流詩人シルヴィア・プラス(Sylvia Plath)は、一人でシェリーを飲みながら贅沢でエロチックな感情にのめり込んだと言います。

    食前酒用のワインからテーブルワイン、デザートワイン。

    複数のワインを混ぜて飲む時、この順番で飲めばいいですか?

    韓国の酒好きたちに聞けば「何を飲めばいいかって、特に決まっていない」と鼻で笑うかもしれませんが順番があることはあります。

    一般的な基準は
    - 軽くてシンプルなワインから重くて複合的な味を出すワインへ
    - アルコール度数が低いワインから高いワインへ
    - 白ワインから赤ワインへ
    - 香りの弱いワインから強いワインへ
    - 安いワインから高い高級ワインへ

    でも順番を守るのが簡単ではありません。
    順番を守ると値段の高いワインを最後に飲むことになるのですが、酒に弱い人たちは高いワインを飲む前に酔いが回ってどんな味か分からないでしょう。

    だからといって高いワインを先に飲むと後で飲むワインは「この味は何だ?」こんな状況になるからです。

    先に飲んでも後で飲んでも問題が発生してしまいます。
    こんな時の参考になるワイン専門家の経験談があります。

    高いワインを2杯注いで1杯は先に飲み、残りの1杯は別のワインを飲んだ後に楽しむようにという勧告です。特に高価な赤ワインのビンテージがヤング(Young)の場合、グラスにあらかじめ注いでおくと味と香りが開かれる効果を上げることができます。