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[コラム] 宗教人の性犯罪は魂さえをも壊す
- 驚くべきことに、韓国の性犯罪集団は宗教人と医師です。傷ついた魂を癒し、病気にかかった身体を治す崇高な職業人が、邪悪な仕業を起こすことで先頭に立った格好ですね。
もしかしたら、数多くの性犯罪者の中で医師や牧師、僧侶らがメディアでたくさん報道され、ひときわ多いように映っているのではないでしょうか？ そうかもしれません。いや、そうだと良いです。しかし、残念ながらそうではありません。
共に民主党のパク・ナムチュン議員が、警察庁から受け取った資料は、強姦、性的いやがらせなどの性的暴行で警察に検挙された数値であるためです。宗教人や医師、弁護士、教授は、一般人に比べて処罰されない可能性がより大きいはずであるため、相対的に不利益はないと見ても構わないでしょう。
2011年から2015年までの5年間で警察に性犯罪で検挙された専門職従事者1258人のうち、宗教家が450人で最も多く、その次は403人が検挙された医師です。芸術家と教授も225人と117人が性犯罪で検挙され、侮れない数値を示しています。宗教人と医師の性犯罪は、これまで世論の叱責を受けても減少どころか、むしろ増える傾向にあります。今まさに信者を世話し始めた若い聖職者が欲望を我慢できずに犯した行動でもありません。青少年宣教団体「ライズアップムーブメント」を率いていた代表と韓国最大の保守長老教団の元老牧師ら大物宗教人たちが性犯罪者の隊列に合流した状況です。
宗教人と医師による性犯罪が多いのはなぜでしょうか？ 被害者が彼らに心と身体を預けるためです。傷ついた心と身体に治癒を受けるために彼らの前に立ち、身体と魂が完全に破壊される地獄を味わうことになるのです。
信者と患者は、牧師と医師の権威に絶対的に従います。特に、宗教人は欠缺の存在と考え、自身を委ねます。しかし、宗教人は絶対に罪のない存在ではありません。教会などの宗教施設が大きく、信者が多ければ多いほど、操る金が多ければ多いほど、罪を犯す可能性はより大きいのです。
それでも信者たちは、大型教会の牧師をほぼ神と同等に神聖視するでしょう。彼らの言動は、どんな場所でも間違っていないと仰ぎます。その理由に、知られていない宗教人の性犯罪が、実際にはこれよりもはるかに多いという観測も出ている状況です。決して笑えない笑い話で「教会を19禁地域に指定し、告示しなければならない」という言葉まで出回るほどです。
専門職の性犯罪は、権威を前面に出した甲乙の関係から来ている可能性が非常に大きい。被害者のどうしようもない境遇を悪用して犯す犯罪は、地下鉄で起きる性的いやがらせに比べ、罪質が大きくならざるを得ません。運悪く遭ったのではなく、避けられずに遭った立場ですからね。
特に、宗教人による性犯罪は、被害者に抜け出しにくい精神的な傷を与える悪質な犯罪です。彼らの犯罪行為は、一般人に比べて加重処罰すべきです。これに対する社会的な合意は今すぐに行う必要があります。 - O2CNI_Lim, Chul | 入力 2016-09-25 08:30:00
