ハングル：라떼파파

ハングル発音：ラテパパ

意味：片手にラテを持ちながら子供の面倒を見るパパ

解説：

片手にラテを持ち、もう一方の手でベビーカーを押しながら子供の面倒を見るパパ

上の写真を見るとラテパパがどんなパパなのかすぐ理解できるだろう。
写真の中の風景はスウェーデンだ。もちろん片手にコーヒーを持ったままベビーカーを押しながら話を交わす男性もスウェーデンのパパたちだ。

あんな男を見ると、韓国の女性はため息をつく。
韓国でもラテパパを見られるだろうか？

希望はあっても、あまり期待はしていないようだ。

だからといって落胆する必要はない。
多くの韓国人男性が育児のために喜んで休職するという気持ちを明らかにしたからだ。

数年前、就職ポータル「ジョブコリア」で成人男女2,290人を対象にアンケート調査を実施した結果、87.8%がラテパパに賛成票を投じた。

性別では、女性が91.1%で圧倒的に賛成したが、賛成票を投じた男性の割合も81.2%で多い方だ。少なくとも個人的には、妻の代わりに育児をする用意があることを示したわけだ。

しかし現実はそれほど甘くない。妻の代わりに夫が育児休暇を選ぶためには、賃金の男女差が無くなり、父親がベビーカーを押していても不思議そうに眺める視線がなくなるなど、先決課題があるからだ。

確かにスウェーデンでも、街を歩くラテパパの姿が日常化するのにかなりの時間がかかったそうだ。ラテパパを保障する労働、福祉政策が一日にして作られるわけではない。