ハングル：뚠뚜니

ハングル発音：トゥントゥニ

意味：太っている人（動物）を可愛く呼ぶ言葉

解説：トゥンボ（뚱보、デブ）、トゥントゥンイ（뚱뚱이、太っちょ）から悪いイメージを取りのぞいた表現。

トゥンボはもともと意地悪な気難しい表情の、愛想が少ない人を連想させる言葉だ。「トゥントゥンイ」や「ドラム缶」だと冷やかしも受けるため、太ったこと自体が罪に思われるような表現だった。

トゥントゥニは、このようなイメージをなくしただけでなく、かわいくてフレンドリーなイメージを付け加えた。

ペットにも多く使われる。



とある掲示板に「あるトゥントゥニの話」という書き込みがあった。

砲丸投げの選手なのだが、中学校1年生の時に168センチ75キロの体格だった。
休み時間にトゥントゥニの友人らとダイエット鬼ごっこをしていたところ、
通りすがりの教頭先生が一言。
「太った生徒が走り回ると学校が崩れる」
「お前たち同士で学校の制服を着て歩くなよ、他の学校の男子学生に見られたら、○○中学の生徒は太って不細工なのばかりなんだと言われるから」
トゥントゥニたちは復讐を誓い、砲丸投げ選手になって初めて出た大会で1位となった。
当然、その地域の県大会に出場することになったのだが、
教頭が太っていると馬鹿にして傷ついたから出場できないと、
太っている学生が出場したら学校のイメージが悪くなるからと、出場を拒んだ。
そこで、教頭はその子たちを呼び出して申し訳なかったと謝罪をした。
謝罪を受けて大会に出場し、賞も受けとった。

トゥントゥニ万歳！