ハングル：쌩까다

ハングル発音：センカダ

意味：無視したり、知らないふりをすること

解説：電話をしても受けとらず、メッセージやメールを送っても返事がない場合に主に使われる。

知らない人のように扱うため、男女間ではなく、友人の間でも関係が断たれたことになる。そこで、センカダの意味が「絶交する」に発展した。

母親が最も悲哀を感じる瞬間。

久しぶりに開放感を満喫したくて子どもを実家の親や夫に任せて1泊2日、いや半日、いや3~4時間程度、1人で余裕のある時間を過ごした後、再会した子どもが母親を見ても無視する瞬間、胸がつぶれる悲しみを感じると言うが、本当なのだろうか。

それはよく分からないが、サッカーファンにとっては有名な瞬間がある。2015年8月2日、プレミアリーグ優勝チームのアーセナルとFAカップ優勝チームのチェルシーが激突するコミュニティシールドの試合だ。

2004年以来、13試合のうちチェルシーに6分け7敗で苦戦中のアーセナルが、この日の試合で1対0で勝利した。チェルシーの監督モウリーニョとアーセナルの監督ベンゲルはこの試合でも神経戦を繰り広げた。

ところが、試合が終わった後、奇妙なことが起きた。モウリーニョは授賞式を最後まで見た後、表彰台から降りてくるアーセナルの選手たち1人1人に握手して祝った。そして、最後に降りてくるベンゲルはとても自然に無視した。

以降、海外サッカーファンの間では、このシーンを巡り、あらゆる推測が飛び交った。

モウリーニョがベンゲルを無視するシーンを浮き彫りにさせるために、アーセナルの選手たちの手を温かく握ったという解釈もあったが、真実はモウリーニョだけが知っている。

そうだ。なぜ無視したのか、その真実は無視した人だけが分かる。本当にその姿形も見たくないからなのか、健忘症がひどいからなのか、それとも、拉致されて電話を受けとれない状況なのか。