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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    アムマルロ:아무말러
  • 解説
    ハングル:아무말러

    ハングル発音:アムマルロ

    意味:前後の文脈などを考えずに、何でもとにかく言葉にして話す人、アムマルラー

    解説:アム(아무 / 何でも)とマル(말 / 言葉)とer(러 / ラー)を合わせた造語。どんな単語でも、とにかく口にする人。「~する人、~を作る人、~ の性質を持つ人」を意味する英語の接尾辞erを付ければ、新しい単語が生じる。

    国家代表サッカー選手のアン・ジョンファンがリオ五輪の中継放送の解説を務めた後に得たニックネームでもある。

    アン・ジョンファンは客観的で冷徹な解説とは関係なく、言いたいことをただ吐出した。
    「ドイツが100対0で勝っても関係ない」
    「(相手チームの選手を退場させた後)あの審判、気に入りました」

    アムマルロという新造語が出てくる前には「アムマルデジャンチ(아무 말 대잔치)」という言葉が流行していた。

    複数の人の前で初めて演説する人が原稿を無くして、放心した状態で自分にも分からない言葉をつぶやいたり、過ちを犯した後、言い訳をするために意味の内言葉を並べることが「アムマルデジャンチ」だった。

    かつて韓国の気象庁は、アムマルデジャンチの常連客として扱われていた。

    猛暑が終わったと言っていたのに、暑くて眠れない日が続くと、気象庁の関係者曰く、「例えば交通渋滞がひどいほど、カーナビ上に表示される目的地到着予定時間が少しずつ延びますよね。これと似たような状況だと思っていただければ…」

    アムマルロはこれほどまでではない。相手に不快感を与えるようであれば「アムマルロ」の栄誉を得ることもできない。あくまでも楽しく、ユーモラスにしてこそ得ることのできるタイトルだ。去る9月23日、tvNの新しい料理番組『食べて寝て食べて』でアムマルロになったSMエンターテイメント所属のSHINeeのメンバー・オンユ(イ・ジンギ)が代表的だ。

    買い物をして夕食の準備をしていたオンユは、無言でニンニクをむいていたが、「ネギがこんな風に準備してあれば、他のものなくても安心できる」というペク・ジョンウォンの言葉を聞いて、「だから、ムデパ(おそらく舞台派などとかけている)の精神という言葉がある」とし、何の考えもなしに、意味のあまりない言葉を投げかけ始めた。

    コッチョリ(浅漬けキムチ)を作っていた歌手チョン・チェヨン(MBKエンタープライズ所属DIAメンバー)が「センガン(ショウガ)は一つあればいいですか?」と尋ねると、「センガン(ショウガのセンガンと考えのセンガクをかけたもの)あまりしないでね」と冗談を言った。ペク・ジョンウォンが面白がると、オンユは「センガン(考えるのセンガクとかけたもの)するたびにしますね」と付け加えて、プロアムマルロとなった。