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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    キンリジョクガッシム:킹리적 갓심
  • 解説
    ハングル:킹리적 갓심

    ハングル発音:キンリジョクガッシム

    意味:合理的疑いを皮肉る言葉

    解説:

    合理的疑いを皮肉る、否定的な意味で使われるネット新造語。特定の思想の支持者や類似科学を主張する人たちが掲げる「自分の考えは十分合理的な疑いから始まった」という言い訳や主張を嘲弄する意味に使われる。

    合理的な疑いは犯罪者を逮捕したり法廷で主に使われる言葉だ。
    どういう意味かって?

    法治国家で公権力を持っているという理由だけで警察が道行く人を誰でも捕まえて捜索を行うことはできない。「こいつめ、ちょうど今犯罪を犯してきたんじゃないか?」という直感がわいてきたからといって、やみくもに警察署に連れて行くことはできない。

    それでも、ただ放置することもできないことだ。
    証拠はないが体のどこかに武器を隠しているようで麻薬に酔っているような感じが強く、ぼうっとしていると本当に大事件になった後、地を叩いて後悔することもある。

    このような時に登場するのが合理的な疑いだ。
    警察の制服を見て逃げようとしたり服に何か隠しているような行動が不自然な時は身体検査ができる。交通警察官が通行する車を止める時も合理的な疑いが基になる。

    公権力が介入しない人との関係で明確な物証なしに合理的な疑いだけで人を苦しめることはできない。深い疑いを抱いて容赦なく攻撃をしたのに事実でないと結論が出ればすごく恥ずかしいだろう。

    疑った人たちのほとんどは口を閉ざしてしまう。まあ、話すこともあまりないだろう。
    ところが自分の行動が正当だったと、あれこれ理由をつけて「状況がこうだから私が疑ってもおかしくないでしょ?!」と合理的な疑いを強調する人もたまにいる。

    言い争いが起きた時に一言で絶対負けようとしない人々がこのような理由をつける。
    そのような合理的な疑い、いや合理的な疑いと弁明する行為を比喩する時に使う言葉が「キンリジョクガッシム」だ。「王(King)や神(God)のように行動しようとする」という皮肉まじりの言葉だ。