ハングル：공굿

ハングル発音：コングッ

意味：アイドル歌手を管理する企画会社が公式に発売した商品

解説：

「公式グッズ」の略語。アイドル歌手を管理する企画会社が公式に発売した商品。

グッズ。Goods。経済学の用語では財貨と訳され商品や製品を意味するが、少なくとも韓国で通用する意味はそれよりは遥かに狭い。

アイドル関連商品に限定される。
もちろん、これより少し範囲を広げてオタクたちのアイテムとして拡張されたりもする。

グッズの種類は本当に多様だ。

ノート、DVD、アルバム、ダイアリー、マグカップ、メモ帳、練習帳、キーホルダー、傘、イラスト印刷商品、シール、下敷き、トランプ、Tシャツ、メガネ拭き、うちわ、おもちゃ、フィギュア、人形、ベッドシーツ、カレンダー、携帯ケース、キーホルダー。

応援棒をはじめ各種応援道具は当然グッズに含まれる。
大人を対象としたライター、エロゲー（エロいゲーム）、1メートル以上の抱き枕。

グッズの中でコングッは値段が高い。韓国語辞書ではコングッを「ただのグッズ」、「タダで見せてくれるグッズ」と説明しているが同じ品質の同種製品に比べてはるかに高い。

ノート1冊で9.000ウォン、ヘアゴムは1つ10,000ウォン、カチューシャは55,000ウォンもする。デザインとして使われたアイドル歌手の写真の値段だ。

値段が高すぎて懐事情が豊かでない青少年たちの中で、たまには自分だけのグッズを作ったりする。手先が器用な小、中、高校生たちは、好きなスターたちの顔やキャラクターが描かれたダイアリー、シール、メモ用紙、コップなどを作って、自分が使う一方、オンラインを通じて売りに出したりもする。

手先が器用じゃなくても自分だけのグッズを作るのは難しくない。
才能のあるドアナー（図案＋er、図案を作る人）を見つければいい。

一般的なシールの図案単価は5000ウォン台だ。この図案でシールを1000枚を作るのにかかる費用は、だいたい2万ウォンくらいだそうだ。図案を買った学生は友達から注文を受けて制作費をまかなうことができるだろう。少ないが、お金を稼ぐこともできるだろう。

青少年たちの自主制作グッズで楽しさを享受する人はドアナー。手書きで絵を描いたり、自然な合成、見事な写真補正などで実力が優れていると噂になるとグッズの問い合わせが殺到するそうだ。よくできた図案は競売が行われたりもする。