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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    トゥアッ:뙇
  • 解説
    ハングル:뙇

    ハングル発音:トゥアッ

    意味:何かが登場する時に出る効果音。

    解説:ハングルの字母は、初声、中性、終声で成り立つ。子音が文字の下に入ってパッチム(終声)として使われる。実際にこのように読まれて聞こえるのかは聞く人によって違うだろうが、文字で書かれる時にはパッチムが正しい。

    そのためどのような言葉であっても、ハングルでひとまず表現することは可能だ。音を出し、読むことができるのかは別の問題だ。

    뙇。

    これをどのように読むべきなのか知っている人はいない。効果音とはいえ、効果音ではなく「効果字」に近い。

    とにかく文字の形が少し怪異だ。遠くから一見すると「똥(うんち)」のように見えたりもする。そのためか容易に流行に乗り始めた。

    トゥアッは、元々コメディアンのチェ・ヒョジョンが『ギャグコンサート』で流行させた言葉として知られている。しかし、彼はこの言葉を使った当時、「ㅎ」のパッチムが入った뙇が紹介されたことはない。

    バンクーバー冬季オリンピックでダークホースでもなかったモ・テボム選手が、すべての予想に反して500メートルスピードスケートで金メダルを取った時、興奮した解説者が「トゥアッ、トゥアッ」と叫んだりもした。「金メダル、金メダル、ああこれは何事ですか!トゥアッ!!!」

    活字で初めて登場したのは、NAVERブロガーのウサミ(チョン・ダジョン)氏がNAVERに連載したウェプトゥーン『 逆転!ヤメ料理』だ。食材などを下す時に「トゥアッ」という表現を使った。

    その後、MBC深夜トーク番組『ラジオスター』で字幕で出たりもした。