記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    ヤスボムジェ:야수범죄
  • 解説
    ハングル:야수범죄

    ハングル発音:ヤスボムジェ

    意味:野獣犯罪。個人的な恨みや金品を狙った犯罪でなく、凶暴な野獣のように荒れ狂い起こす犯罪。
    特定の対象がいなく、罪のない人を対象に犯罪を犯すため、「通り魔殺人」のタイプに入るが、犯行手口が残酷だ。

    動物園や山から飛び出してきた野獸が、都心を徘徊する。自分にとって脅威となると思えば、歯を剥き出してうなる。野獣と対面した人々は、怖気づいて逃げるが、野獣も不安だ。
    自身の領域ではなく、見知らぬ環境に適応できず、世の中に捨てられた存在だという不安感に爪を見せる。

    JTBCは野獣犯罪を報道しながら、刑務所を転々としていた40代男性に照明をあてた。彼は人と目を合わせられず、常に緊張した状態で1日を過ごす。居住するモデルルームに入る時も、時無しの怒りがこみ上げ上がり、壁に拳を打ち付ける。心の傷は、手に移り、彼の手もまともなところがないほどだ。

    怒りを制御できず野獣になると、犯罪につながる。去る4月、光州近郊の魚登山では、山を登った人が何の理由もなく登山をしていた人をナイフで刺して殺害した。ソウルの水落山でも、癇癪を起こしたという理由だけで人を殺す事件が起きた。



    野獣は人々が多い場所を避け、人々は野獣を見て避けられるが、野獣犯罪を起こす犯人は、外見で見分けがつかない。彼らは大型ショッピングモールや映画館、道端、学校の近くでも、うろうろと歩き回る。そのため、野獣犯罪は野獣よりもはるかに危険だ。