ハングル：지붕킥

ハングル発音：チブンキッ（または、チブンキック）

意味：音楽チャートにおいて1位になること

解説：チブンキック（지붕킥）は音源販売において急上昇を見せて1位になったときに使う言葉だ。24時間の推定値でグラフを描いた際に、最も急なカーブで上昇するとき、チブンキックに進入した（지붕킥으로 진입을 했다）と表現する。

チブンキックという言葉の意味を理解するには、メロンチャートを一度見れば十分だ。

グラフを見ると、二つの大小のピークが見られる。屋根（チブン）を連想させるピークはファンダムが作ってくれる。リアルタイムチャートを見ながら、自分の好きな歌手が1位になるようにファンが音源を購入したり、ストリーミングしたり、ダウンロードしてこそ屋根を突き抜けていく勢いを得ることができる。

チブンキックを作ってくれるファンダムは、クァンペン（狂ファン）だけでは十分ではない。コンサートに足しげく通い、お金を使い続ける熱烈なファンに劣らず、静かにスターを応援するライトペン（ライトなファン）を確保していてこそチブンキックを実現することができる。BIGBANGのグラフを見ると、午前2時と3時の間にチブンキックをしているという点から、BIGBANGが広範医のライトファンを確保していることを示している。

チブンキッは音源をサービスするメロンで主に使われる言葉だが、MBCドラマ『屋根を突き抜けてハイキック（지붕뚫고 하이킥、邦題：明日に向かってハイキック）』を連想させる。このドラマが屋根を突き抜けることはできなかったが、26％という非常に高い視聴率を記録し、主役を演じたイ・スンジェ翁は『花よりおじいさん』でも80歳の老体で人気を集めているため、チャートのチブンキッがこのドラマと連携されているのは、メロンでチブンキッを遂げた歌手たちとしても喜ぶべきことだ。