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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    チッパン(チプバン):집방
  • 解説
    ハングル:집방

    ハングル発音:チッパン(チプバン)

    意味:家を題材にした放送、インテリアや家具などを紹介したり、DIYの方法を教える番組だ

    解説:家(집)と放送(방송)の合成語。家を素材にした放送という意味だ。

    モクバン(먹방 / 食べることを見せる放送)、ククバン(쿡방 / 調理する過程を見せる放送)に続き、細やかな暮らしの一断面を紹介する生活放送だ。

    衣食住のうち、モクバンとクックバンが食を扱ったなら、チプバンは住を素材にした放送番組だ。

    チプバンの代表的な番組は、2015年12月に放送が始まったtvNの『私の部屋の品格』だ。演出者はこの放送が企画された意図について「お金もなく、時間もなく、しかも面倒なことは苦手なインテリア初心者のために、地上最高のインテリア情報力を持つスターたちの部屋を公開し、少ないお金で家や部屋を素敵に変身させようという意味を込めた」と明らかにした。

    tvNに先立ち、男性のための放送をモットーにするXYMが『雄の部屋を死守せよ』という番組でチプバンを扱い、JTBCは『古い家あげる、新しい家をちょうだい』という番組を発表した。

    バラティ番組が、単純に視聴者の笑いを引き出すことから生活に役立つ情報を与える方向へと変化しているだけに、チプバンの出現はある程度予見されていた。ただし、モクバンやククバンようにチプバンが人気を集めるかは未知数だ。ククバンを見た男たちがレシピを参考にして家族や恋人にもっともらしい料理をもてなすことはできたが、インテリアはそれよりもお金がかかり、時間もかかるため、成功を占うにはまだ時期尚早といったところだろう。