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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    チュンガンソウム:층간소음
  • 解説
    ハングル:층간소음

    ハングル発音:チュンガンソウム

    意味:層間騒音。アパートや集合住宅のある階で発生した音が、他の階の世帯に伝わる騒音。
    主に、上の階で発生した騒音で下の階に住んでいる人が苦痛を受ける。

    層間騒音による隣近所の紛争が韓国だけにあるのではないだろう。アパートなどの集合住宅に集まって住む世界の住民すべてが、大なり小なり層間騒音にさらされていると見るべきだろう。

    しかし、層間騒音で殺人事件まで起こる状況であるため、韓国社会がこの問題で最も大きな苦痛を受けているようだ。

    さびれたアパートに行ってみると、本当にありとあらゆる音がすべて聞こえる。子どもたちが奇声を上げて走り回っている音、トイレの流す音、洗濯機や掃除機を回す音、楽器の演奏音、テレビの音、犬の鳴き声、ニンニクを砕く音、椅子をひく音、ドアを閉める音、釘を打つ音、酒を飲んで帰って来た夫に悪口を言う声など、いろいろな種類の音が混ざっている。いびきをかく音やおならをする音まで聞こえる時があるという。

    神経が鋭敏でない人は、最初は上の階から音が聞こえても、何事もなく過ぎていくだろう。しかし、ある瞬間、あれどこから出る音か、いや上の階に住んでいる子どもたちが狂ったのか、なぜ夜中に走り回るのか、と感じる瞬間、あらゆる音が聞こえ始める。



    層間騒音の多い上の階の家に復讐するために、マッサージ器を設置した光景だ。最近は、仕返し商品が出て、このような手間(?)を減らした。

    上の階から出る音が生活するのに不快感を感じるほどになると、「耳が開いた」という。一度耳が開けば、聞かない方法を探すのはほとんど不可能だ。耳が開いた副作用として消化不良や頭痛を伴う。敏感な人は、頻繁に耳鳴りがしたりもする。

    このような状態になると、上の階と下の階の住民は敵になる。米国やヨーロッパの一部の国では、層間騒音についての法規があるが、韓国では法​​律的に解決することはほとんど不可能だ。

    住宅法に層間騒音についての規定があることはあるが、実効性がほとんどなく、当事者同士で解決するしかないのが現実だ。

    当事者同士で解決するのは難しいため、「お前も被害に遭ってみろ」という意味で仕返し商品まで出た。天井に装着して音を上に上げて送る音響機械だ。