ハングル：춤신춤왕

ハングル発音：チュムシンチュムワン

意味：ダンス（춤）に神（신）と王（왕）が相次いでついているため、持って生まれたダンサーと誤解することがあるが、これは錯覚だ。チュムシンチュムワンはこの上もなく踊れない人だ。典型的な反語法だ。同義語はモムチ（몸치 / ダンス音痴）。

解説：チュムシンチュムワンはSBSバラエティ番組『X-MENを探せ』から由来した。この番組は、本ゲームを開始する前に、出演者らがダンスを見せる番があったのだが、東方神起ユンホが派手なダンスを踊ると、字幕に「チュムシンチュムワン」という字幕が浮かび上がった。

数年が経った後、ネチズンがX-MENシリーズの面白い字幕を発掘しながら、この言葉が再び照明を浴び始めた。発掘された当時だけでも、チュムシンチュムワンはダンスを非常に上手く踊る人を意味した。5人組ボーイズグループSHINeeのダンスを担当するテミンもチュムシンチュムワンに登板した。

ところが、SHINeeのファンたちが振り付けをよく間違うオンユに、「チュムシンチュムワン」というニックネームを付け始めながら、反語法で使われるようになった。アイドルファン層の間で主に使われる言葉がオフラインの世界に出てきて、今やアイドルのメンバーでなくてもダンスを踊れない人は、チュムシンチュムワンの称号を得ることになる。

2016年夏の韓国歌謡界最高のチュムシンチュムワンは、2AMのチョン・ジヌンだ。去る5月26日にMnetの音楽バラエティ『音楽の神シーズン2』でガールズグループC.I.V.Aのダンスの先生として出てきて、『Did Wrong』の振り付けを見せたが、玄妙な表情で笑うピエロを演じ、見苦しいダンスを踊った。チョン・ジヌンはこの日、ダンスに「チュムシンチュムワン」に登板し、Godジヌンになった。