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新造語辞典

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  • タイトル
    チュジャク:주작
  • 解説
    ハングル:주작

    ハングル発音:チュジャク

    意味:做作。操作。戦略シミュレーションゲーム『スタークラフト』の勝負操作事件で「操作」の代わりに使った隠語。

    解説:単語帳にかかった門札に漢字を併記することができない。漢字を書く瞬間、意味が違ってくるためだ。

    주작。意外に多くの意味を持つ言葉だ。

    1.做作-ない事実を飾って作り出すこと。捏造。
    2.主作-農作物を植えて育てる、または最も重要に育てる農産物。
    3.走作-落ち着きなくそそっかしいこと。
    4.朱雀-東洋の四神のうち、南を守護する四神。わずかの夏を管掌し、鳳凰または不死鳥を連想させる赤い鳥が雌雄一対で描かれる。科学技術を管掌する神で頭も良い。
    5.做作-戦略シミュレーションゲーム『スタークラフト』の勝負操作事件で「操作」の代わりに使った隠語。

    もともと주작という言葉の中で最も多く使われた意味は2番の項目だった。ところが、2010年5月に『スタークラフト』のプロゲーマー選手らが違法賭博サイトからお金をもらい、勝負を操作した事件が起きながら、5番の意味で最も多く使われているという。

    検察の捜査結果、違法賭博サイトの関係者が前・現職コーチや監督、引退したプロゲーマー、2軍選手、練習生にまで接近し、勝負操作に加担させたという事実が確認された。最終的には7~8人のプロゲーマーが勝負操作に直接加担するなどの全貌が明らかになった。

    勝負操作に加担し、懲役1年6カ月を宣告されたプロゲーマーのマ・ジェユンが、アフリカTVを開始してチャットウィンドウに「操作(조작)」という単語を禁則語として定義したが、彼をたたく人々がこれを回避するため、「操作」の代わりに「チュジャク(주작)」を代わりに使用し始めた。これが他のサイトやコミュニティに広まり、元々使われていた2番の項目を欺いた。

    チュジャクが操作の代わりをする言葉として使われると、一時はチュジャク(주작)も禁則語になってしまった。日本の少女漫画『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇作)は、主題歌の出だしの歌詞が「舞い上がれ 朱雀(주작)よ」となっているためアフリカTVで禁止語になったことがある。

    現在もチュジャクは5番の意味で旺盛な活動をしているが、「주작주작 열매(チュジャクチュジャク果実)」、「주작하우스(チュジャクハウス)」、「주작의 법칙(チュジャクの法則)」や「주작대란(チュジャク大乱)」などといくつかバリエーションがある。

    マ・ジェユンがアフリカTVで放送中にリクエスト曲を受け付け、流してくれたことがあるが、誰かが米国歌手Pitbullの歌である『Tchu Tchu Tcha』をリクエストした。

    この歌の歌詞の中で、このような一節がある。

    I'm picking you、you what I want
    I want your Tchu Tcha Tcha Tchu TchuT cha!Tchu Tcha Tcha Tchu Tchu Tcha!

    サビのTchu Tcha Tcha Tchu Tchu Tchaが「チュジャク、チュジャク、チュジャク」に聞こえながら「チュジャクソング」で有名になった。

    • < 日本の女性漫画家渡瀬悠宇原作の少女漫画『ふしぎ遊戯』。主題歌の歌詞「舞い上がれ 朱雀よ」は、インターネット放送で禁則語にかかり、この漫画の主題歌はチュジャクソングで有名になった >

    しかし、一部ではチュジャクソングの元祖はいまだ『ふしぎ遊戯』の主題歌だと主張している。