ハングル：창렬하다

ハングル発音：チャンリョルハダ

意味：商品の価格に比べて量と質が悪いこと

解説：チャンリョルハダ（창렬하다）は商品の価格に比べて量と質のすべてが悪いことを意味する。過剰なラッピングや過大に宣伝された商品という意味もある。

「チャンリョルらしい」（창렬스럽다）と使われることもあり、対義語は「ヘジャらしい」（혜자스럽다）だ。

名詞（チャンリョル）や形容詞（チャンリョルだ、チャンリョルらしい）など多様な形態に変形するが、「チャンリョル兄さんが、〇○○にも進出したぞ」という表現が使われたりもする。

この新造語はコンビニなどで売られていた「キム・チャンリョルの屋台（김차열의 포장마차）」シリーズに由来する。この商品の写真がオンラインコミュニティに投稿されたところ、内容物が少なすぎるのではないかという反応が大多数となった。

そこで、「チャンリョル」が中身の乏しい商品のアイコンになってしまったのだ。

タレントとして活躍するキム・チャンリョルとしては残念なことであろう。キム・チャンリョルは契約前に工場を訪問したこともあったそうだが、専門家でもないうえに会社側も良い部分だけを見せていたのだとしたら商品の評価を正しくすることも難しい。

本人はもちろん家族にも悪質なコメントが書き込まれると、キム・チャンリョルは会社側に改善を提案したが、会社側は商品のイメージが損なわれたのにはキム・チャンリョルの責任もあると対立したそうだ。キム・チャンリョルは2015年、契約期間が終わった後、「チャンリョルフード」を作ったメーカーに1億ウォンの損害賠償を提起したが、2017年2月に一審で敗訴した。