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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    パプクルッ:밥그릇
  • 解説
    ハングル:밥그릇

    ハングル発音:パプクルッ

    意味:生計の手段、食うための稼ぎ

    解説:本来はおご飯をよそう食器、茶碗の意味だ。生計のための仕事を俗に表現するときに使われる。最もアップグレードされたはものは鉄のおひつ。人や組織が守ろうとする既得権や経済的利権のことだ。

    利権が衝突すると、お茶碗の戦い(밥그릇 싸움)が繰り広げられる。

    韓国で代表的だったのは医薬分業だ。「薬は薬師に、診療は医師に」というフレーズが医薬分業を介して行われた。

    韓国で医薬分業が定着する過程は険しかった。

    医師が病院を閉ざして街頭デモを行った。1999年12月に医薬分業の内容が含まれた薬事法改正法律案が国会を通過すると、医師が抵抗したのだ。3回にわたる医療業界の休業と廃業により全国の病院・医院のうち70%以上がドアを閉めて参加した。

    患者の命は後回しだった。

    医師の街頭デモは成功を収めた。政府は医師をなだめるために4回にわたって医療保険の報酬をひきあげた。もちろん薬剤師も自分の分け前を逃さなかった。損をしたのは財政が厳しくなった健康保険公団と医療保険料を納付する国民だ。

    薬剤師とのお茶碗の戦いを繰り広げた医師はこのごろでは韓方医と対立している。韓方医の現代医療機器の使用について反旗を翻した医師が決起した。
    カと思うと薬剤師はコンビニエンスストアで販売されている医薬品の種類が増えるのを防ぐために血眼になっている。