ハングル： 무엇?

ハングル発音：ムオッ

意味：あきれるような状況や、どういうことなのか尋ねる時に使う言葉

解説：

あきれるような状況や、どういうことなのか尋ねる時に使う流行語。意味は事前に説明した内容と同じだ。インターネット放送のユーザーから流行り始めた。突然、不思議なものが出てきた時にOOO ムオッ？あるいはOOOムオッという形式で使う。

一時ものすごく流行した流行語がある。
モンミ（뭥미）

パソコン通信時代、「モニャ（何なんだ？、뭐냐）」という言葉の代わりに使った「モイム（뭐임）」の打ち間違いから始まった流行語だ。急いでタイピングをしている時にㅁ（ミウム）を｜（イ）より早く打ったせいで出来たタイピングミスだ。ところがこれがおもしろく思われたのか、2000年代の中後半インターネットを風靡した。

「 없어 （オプソ、ない）」のタイピングミスである「ㅇ벗어（イウンポソ）」と似ていて、何か不思議な感じがしたおかげで流行ったようだ。

モンミが流行してあまり使われなくなったが、新しく登場した「ムオッ？」はモンミの空席を完全に埋めた。

「ムオッ？」は前プロゲーマーであるトムの語り口調、「それは何だ？」を応用して使った言葉で、トムが失敗をする度にOOOムオッ？と尋ねるところから始まったと言われている。

最初は彼の放送だけで使っていた。視聴者が別に多くなかったので波及効果もなかったが、ある放送でゲーマーのプレーを見て「酒だるムオッ？」と話したことを多くの人々が知り、その後インターネット放送とDCインサイドなどのインターネットコミュニティで拡散した。

スポーツやeスポーツを中継する時に、特定の選手が失敗をしたり、同じチーム員があきれた行動を取った時に「一体OOムオッ？」という表現が簡潔に状況を伝達する言葉として見なされたようだ。

インターネットでとても流行ったうえに、辞書と同じ意味で使われる言葉なので新聞や放送でもたまに使われるようになった。

韓国で最大発行部数を誇る朝鮮日報にも2018年7月「一体どうして上がらないムオッ？」という表現が登場した。

そして、絵自体は滅茶苦茶だが独特なアイディアで人気を集める漫画ケジャンコンにも反映された。