A. | インド人は指ごとに魂が宿っていて、節ごとに違う指輪をはめているという話を聞いたことがあります。本当でしょうか?まあ、その通りでしょう。 指には魂が宿っているということではなく、インドにそのような風習があるという意味なので、誤解しないでください。 韓国でも古代新羅(しらぎ)の古墳から副葬品として10個の金品の指輪が出土しています。 10本の指に1本ずつ指輪をはめていたという意味です。指の節ごとに違う意味があると信じていたのは、インドだけではなかったという話です。 指輪をはめる指にどんな理由があるんですか? これを知ると、まず5本の指についての研究が必要です。 それに先立ち、東洋三国で5本の指に対する名称が少し違うことを覚えておいてください。 * 手話で意思表示をする時は、親指が1指ではなく5指。1指は人差し指だ。 まず親指について説明します。 韓国で「オムジ」という表現はオモニ、オムマ、オミ(母)から由来したものです。親指がないと手がちゃんと機能できません。 10本の指のうち、親指1つでもないと障害者判定を受け、軍隊に連れて行かれなくてもいいです。指の役割があまりにも大きいため、人間と類人猿の違いを親指の発達から求める学者もいるほどです。相手の前で親指で自分の首を切るマネをしたら「ふざけると殺す」という脅迫を盛り込んだ警告メッセージになります。 強い意志と自由を表す親指にはめる指輪は「私は私だ」という表現です。まだ独身であることを表すこともあります。そのためか、一時は親指に指輪をはめると恋人が出来るという都市伝説も出回りました。 人差し指は主に何かを指す時に使う指です。この指を間違って使うと指摘していると周りから誤解され嫌われるかもしれません。 指紋認識をする時に主に求められ、射撃をする時は引き金を引く任務を引き受ける指です。 人差し指に指輪をはめると、何か強く願うものがあるという意味に解釈されます。成功、夢、望み、希望、友情、義理など望むことが多ければ高価な宝石の指輪をはめるべきでしょう。友達同士で指輪をはめる時は人差し指ですので、覚えておいてください。 中指は皮膚が硬くなることが多いです。鉛筆や筆を長時間使うと、たいていここに力が集まるようです。西欧圏で中指を押し上げると頬を叩かれることもあります。悪い意味です。東洋でも気をつけなければならない行動です。眼鏡をかけた人の目の前で、あえてこの指で眼鏡をかけ直したら、とても妙な気分になります。
真ん中にあるのでバランスを取る意味が強いです。正義、法、そして魂を探りたければ、この指にはめた指輪に情熱を込めてください。誕生石で飾った指輪もこの指にはめ、難しい意思決定をする際、直観力を発揮するのに役立つという説もあります。 結婚指輪をはめる薬指は、先日の記事で説明したので省略します。1つだけ追加すると、朝鮮時代には無名指(薬指)の血で死んだ人を助ける呪術があったそうです。 そして小指。一番短い指ですが、この指がないと薬指はとても寂しくなります。 小指を動かさずに箸を使ってみればすぐ分かります。 日本では江戸時代、遊郭の遊女たちが本当に気に入った男性に指を切って手紙を出したという話を聞いたことがありますが、本当かどうかは分かりません。 男性にとって小指は恋人やガールフレンドを意味し、約束をする時も小指を使います。 小指は知能、意思疎通、説得、そして芸術を意味しますが、左手の小指に指輪をはめると時代の変化に追いつくことができるそうです。 一時、韓国では小指に指輪をはめると子供の出世運を高めるとして「修学能力指輪」が旋風を巻き起こしたことがあります。 「なぜ指輪をしてるの?」 「今度、上の子が大学に行くの!」 |