トップ >
ビューティー > ファッション > [SFW2017 SS-総まとめ⑦] メンズ服の絶対カラー「ホワイト・レッド・ストライプ」
2017 S / S HERAソウルファッションウィークが幕を下ろした中、今シーズンは特に白と赤の服があふれた。ポイントは、頭からつま先まで真っ白に、そして真っ赤に演出することだ。また、学生時代を思い出す太いストライプアイテムも大挙出没した。
▶ 白い服を愛したデザイナーたち
ホワイトパンツが女性の専有物だったことも昔の話だ。デザイナーたちは、さまざまなシルエットでホワイトパンツを紹介し、同じトーンのトップスにインナーウェアまでマッチさせ、白い服への無限の愛情を見せた。
87mmのショーで覆面を被ったモデルたちは光沢感のあるシャツを着て、地面に引き付けられるように長いクリーム色のパンツとブレザーの組み合わせで、反抗的なホワイトコーデを完成させた。
一方、D.GNAKとMUNSOO KWONは、足首を軽く露出させた長さのホワイトチノパンツをショートジャケットとマッチさせ、Pushbuttonは無駄なく真っ白なシャツスタイルのジャンプスーツでミニマルな感性を極大化した。
▶ ディープレッドをドレスアップする方法
また、鮮やかなレッドカラーではなく奥行きが感じられるレッドカラーのアイテムでドレスアップしたスタイルをたくさん見ることができた。
Sewing Boundariesは、チェリー色の半袖シャツとスラックスの組み合わせに大きめのスカーフまで巻いて、上品な雰囲気を生かし、MUNSOO KWONは太ももの高さまで上がるブラックショートパンツとTシャツに、光沢感のあるレッドジャケットをポイントとして活用した。
また、KYEは細かいステッチデザインのレッドショートジャケットとカットデニムパンツの組み合わせを、PushbuttonはブロックストライプTシャツをレッドカラーで選んだ後、ロールアップしたホワイトカジュアルパンツと演出し、レッドカラー特有の活気に満ちた雰囲気を極大化した。
▶ ブロックストライプの全盛期
今シーズン、特に目立ったパターンは、ブロックストライプ(ボーダー)だ。
鮮やかなイエローとネイビーが混在したブロックストライプのPKシャツをまっすぐ落ちるロールアップジーンズ、ハイヒールと演出したPushbuttonをはじめ、レッド、ブラックという対照的なカラーのブロックストライプアイテムを主力に扱ったVladesまで、デザイナーたちの合わせたような趣向が目立った。
また、Jarretの舞台に上がったモデルたちは、太めのストライプボマーとパンツの組み合わせで、ファンキーな雰囲気を生かそうと努めた。
今シーズンもレトロのブームは続く予定の中、頭からつま先まで真っ白に飾ったり、ディープなレッドカラー、太めのストライプで武装することが、少し見慣れなくてもスタイルの失敗確率を減らす絶対的ヒントであることを覚えておくことだ。