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韓服を上品に着る方法、ドラマ「私はチャン・ボリ!」の多様な韓服

伝統韓服のぞき見...どのように着るかが重要 

  • 韓服を上品に着る方法、ドラマ「私はチャン・ボリ!」の多様な韓服
韓服を素材として扱ったMBCドラマ「私はチャン・ボリ!」の人気で、今回の秋夕(チュソク)だけは韓服を着てみようか悩んでいる人々が増加している。

韓服デザイナーのパク・スルニョさんは、「韓服は品位を持って着なければならない。着る行為自体も重要だが、どのように着るかがもっと重要だ」とし、韓服は定石どおりに着た時に最も美しいことを強調した。しかし、伝統韓服が大衆化の門の敷居を簡単に越えられず、ソッパジ(中に着るズボン)、ソッチマ(ペチコード)、ソッチョゴリ(チョゴリの下に着用する下着)を幾層にも重ねて着るのが苦しいという理由で、素肌の上にスカートとチョゴリをそのまま着たり、紐を結ぶ方法もよく知らない人達がさらに多い。

▶上着と同じぐらい重要な下着

実際に、韓服の綺麗な線を生かして着るには、ソッパジ、ソッチマ、ソッチョゴリは必ず備えて着なければならない。韓服は重ねて着なければならない数だけでも10種類以上で、着る方法を大きく探ってみると①ソッパジ、ソッチマ②ボソン(足袋)③チマ(スカート)④ソッチョゴリ⑤チョゴリ(上衣)⑥トゥルマギ(周莫衣/外套の一種)の順だ。

この時、ソッチマはゴッチマ(1番上に着るチマ)より2~3cm程度短いものを選ぶべきで、チマはチマの裾が左にくるように着て、ゴッジャラク(外側に出る裾)が少し左に来るように結び目を作ればよい。チョゴリを着る時は、肩が縫い目の後ろにかからないように少し前に下げて着るようにする。

▶想像以上の韓服

最近、視聴率30%を行き来して人気集めに成功した「私はチャン・ボリ!」では、若い世代の心まで夢中にさせる多彩な韓服を一目でみることができる。明るく輝く白色チョゴリとオレンジ色の結び紐、レンギョウ色のチマの調和から肩の線がそのまま照らす緑のチョゴリ、桜色の紐、紫のチマの出会い、柑橘色のチョゴリと赤紫色の薄い紐、濃い黄色のチマなど、いっそう多彩になった韓服に色の組み合わせが目を引く。

何よりも襟と袖の部分に大小の花の刺繍がされていたり、左側、右側を違うように表現した袂、過去に赤、緑、黄色など多少負担だった五色チョゴリのカラーの組み合わせの代わりに、光を含んだようにほのかに流れ落ちる色で完成した色とりどりの袖、互いに異なるパステルトーンシルクを幾層にも続けて作ったチマ、仕事をしたり忙しく動かなければならない人でも楽に着ることができるこころもち短い裾など、一層多様になった韓服のディテールを見ることができる。

また、装身具もはるかに果敢になった姿だ。チンダルレ色の巾着から白いつま先が引き立って見えるボソン、さんさんとした黄色の足袋など、カラー感に気をつかった装身具が韓服の素敵さを加えている。
  • 韓服を上品に着る方法、ドラマ「私はチャン・ボリ!」の多様な韓服
  • シークニュース_イム・ソヨン記者
  • 入力 2014-08-29 12:12:34




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