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精油業界、今年も「成果給大会」を予告


2年連続で過去最大の実績達成が期待される精油業界は、今年も「成果給大会」を繰り広げることができるか関心が集められている。

精油業界によると19日、SKイノベーションとGSカルテックス、エスオイルや現代オイルバンクなど精油4社は、昨年の第4四半期の業績を今月末から発表する計画であり、年間ベースで過去最大の実績を塗り替えることが期待される。

精油業界は、各精油会社の昨年第4四半期の営業利益が前年同期よりも小幅で増加し、昨年全体の営業利益の規模も7兆7000億ウォンから8兆ウォン水準に達すると推定している。業界1位のSKイノベーションの営業利益は3兆2500億~3兆3500億ウォンと予想されることをはじめ、GSカルテックスが1兆8500億~1兆9500億ウォン、Sオイルは1兆4500億~1兆5000億ウォン、現代オイルバンクが1兆1500億~1兆2000億ウォンの営業利益を記録する見通しだ。

この予想の通りなら、精油4社が過去最大の実績を達成した2016年の営業利益7兆9500億ウォンを上回る可能性も小さくない。

昨年の各精油会社の業績が2年連続で最大になることが期待されるのは、世界的な景気回復にともなって石油製品の精製マージンがよかったからだ。精油業界の関係者は、「原油価格がバレル50~60ドル台に安定して上昇を見せるなか、石油製品の価格が上昇して精油会社に最も理想的な収益構造が形成された」と説明した。

このように各精油会社が歴代級の実績を記録すると予想され、従業員が得るインセンティブに対する期待感も高まっている。

昨年初め、2016年成果給として基本給の1000%前後をボーナスとして支給した精油業界は、今年も似たような水準で支給されるだろうと期待している。

このような中で、昨年の年俸の40~50%をボーナスとして支給したSKイノベーションは、今年も昨年と同程度のボーナスを、成果評価にしたがって従業員ごとに支給する見通しだ。 GSカルテックスとSオイルなど他の精油会社も「成果のあるところ補償あり」という原則にしたがって、実績が確定した時点で成果給を支給する予定だと伝えられた。ただし現代オイルバンクの場合は年初に個人総年俸を策定して、一定水準の経営実績を超えると策定された給与を受ける構造になっており、格別の成果給を期待することは難しい状況だ。
  • 毎日経済 カン・ドゥスン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-19 17:35:02




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