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SK、ビル・ゲイツ設立の米テラパワーに2億5000万ドル投資 次世代原子炉事業に拍車


SKグループの持株会社であるSK(株)とSKイノベーションは最近、対米外国投資委員会(CFIUS)の承認を受け、テラパワーに2億5000万ドル(約3000億ウォン)の株式投資を終えたと発表した。両社はまた、テラパワーの7億5000万ドル(約9795億ウォン)規模の投資誘致にビル・ゲイツとともに共同リード投資家として参加した。今後、韓国と東南アジアなどでテラパワーの原子炉商用化事業に参加し、脱炭素電力需給を通じたカーボンニュートラル(炭素中立)実現の先頭に立つ計画だ。

テラパワーは2008年にビル・ゲイツが設立し、次世代原子炉のひとつの類型であるナトリウム冷却高速炉(SFR)設計技術を保有する原発業界の革新企業だ。SFRは高速中性子を利用した核分裂を通じて発生した熱を液体ナトリウム冷却材に伝達し、この過程で蒸気を発生させて電気を生産する。核廃棄物を画期的に削減できると同時に、高い安全性を確保し次世代SMR(小型モジュール炉)技術の先頭走者としての地歩を固めている。このため、現在稼動中の第3世代原発に比べて一段階進んだ第4世代原発技術と評価されている。米エネルギー省の資金支援を受け2028年の商用化を目指す。

テラパワーの今回の投資誘致は、これまで次世代原発業界で行われた単独企業の投資額としては最大級だ。これを通じてテラパワーが進行中のSMR関連革新技術開発と事業化も加速化する見通しだ。テラパワーはSMRの他に治療用放射性同位元素であるアクチニウム225(Ac-225)の生産技術も保有している。SKグループは治療剤開発・委託生産などバイオ領域で多様な事業機会を発掘できると期待している。
  • 毎日経済 | ウ・ジェユン記者
  • 入力 2022-08-15 18:06:39