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ハンファシステム、社内ベンチャーで新事業を開拓


ハンファシステムは20日、社内ベンチャーチームのリーダーとして1990年生まれの従業員を抜擢したと明らかにした。防衛産業界で初めて社内ベンチャープログラムを導入したハンファシステムは、社内のアイデアコンペを経てチームリーダー3人を選定した。

その中の一人がハ・ホヌ上級研究員(31)だ。ハ研究員はKAIST人工衛星研究所とテック航空を経て昨年、ハンファシステムに入社した。ハンファシステムでは衛星システムのチームで、超小型の映像レーダー(SAR)衛星の開発を担当してきた。社内ベンチャーで衛星体をより小さく軽く、同時に低予算で製作することを可能するシステムの開発を研究する。ハ研究員は「チームが開発したシステムは、宇宙商業化の分野で一歩先を行くために役立つだろう」と語った。

他の社内ベンチャーチームのリーダーに選ばれたキム・ウイジョン首席研究員(41)は、都心航空交通(UAM)の「エアタクシー」を無人点検するサービスの開発プラットフォームチームを導く。同氏は45編の特許を出願・登録して、社内で「特許王」とも呼ばれる。国防人工知能(AI)の分野の専門家であるパク・チャンハン首席研究員(49)は「AI状況認識システム」開発チームのリーダーを務める。同氏は国際学術誌に論文10編を掲載して、今年は世界3大人名辞典の一つである「マーキスフーズフー」人名辞典に載った。

ハンファシステムは1年後の事業化可能かどうかの審査まで、チームが社内ベンチャーの業務に集中できるように支援する。事業資金1億ウォンと別途に事務所の運営費や事業コンサルティングも提供する。
  • 毎日経済 | イ・ユソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-04-20 17:05:48




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