ポスコ、第2四半期の営業利益2兆突破…歴代最大の実績



ポスコは今年第2四半期に2兆2000億ウォンを超える営業利益を記録し、歴代で最大の実績を達成した。金融投資業界で予想された1兆9000億ウォン台の営業利益を上回る好実績だ。ポスコは年間ベースで歴代最高記録である2008年の営業利益7兆1739億ウォンを超え、8兆ウォンクラブに突入する態勢だ。

ポスコは9日、連結暫定実績が売上げ18兆2289億ウォンと営業利益2兆2014億ウォンと集計されたと公示した。これは前年同期の連結売上げ13兆7216億ウォンと営業利益1677億ウォンを記録したものと比較して、それぞれ32.9%と1212.7%増えた数字だ。

ポスコが四半期ベースでの営業利益2兆ウォンを突破したのは、企業説明会を通じて四半期の業績を公開した2006年以降で最大だ。事実上は史上最大の利益を上げたわけだ。金融監督院の電子公示を通じて四半期の業績を国際会計基準(IFRS)に開示した基準で見ても、これまで最大の2011年第2四半期の1兆7000億ウォンをはるかに上回る数字だ。

ポスコは今年第1四半期に売上げ16兆687億ウォンと営業利益1兆5524億ウォンの実績を上げて前四半期比で79.8%をこえる営業利益を創出したことに続き、2四半期連続での業績急成長を示した。

ポスコは前年同期である昨年の第2四半期に別枠で1085億ウォンの営業損失を出して、創業以来で初めて赤字を記録した。コロナ19による世界的な需要萎縮のためだ。しかし家電と造船を中心に世界的な需要が爆発したことに対し、世界的な供給萎縮の中でも崔正友(チェ・ヂョンウ)会長のリーダーシップの下で安定供給の基盤を固くし、このような好実績を出した。

この日、ポスコの暫定業績発表直後にメリッツ証券は「ポスコは連結ベースで2兆ウォンに達する、高まった市場コンセンサスを上回った」とし、「コストはトン当たり5万~6万ウォンほど上がって予想に合致したのに対し、販売価格はトン当たり8万~9万ウォンほど上昇予想を上回り、10万ウォンを超える上昇が示されたものと推定する」と明らかにした。特に予想を超えた家電および流通向けの価格上昇と造船用厚板の値上げの反映などが業績好調を導いたという分析だ。

これによってポスコは今年の上半期だけで3兆7538億ウォンの営業利益を出した。年間ベースでのポスコ最大の営業利益は、2008年に記録した7兆1739億ウォンだ。今年の上半期の勢いを後半に引き継いで行くならば、ポスコは史上最大の年間営業利益はもちろん、史上初の営業利益8兆ウォンをにらむことができるようになる。

ユジン投資証券のパン・マンジン研究員は「ポスコの実績は第2四半期がピークではないかもしれない」とし、「国内の鉄鋼製品の需給が逼迫しているので、ポスコをはじめ高炉各社は単価引き上げの試みを支持すると思う」と分析した。同氏は続いて「今年の年間営業利益は過去最大の2008年の水準を上回る可能性があり、予想株主資本利益率(ROE)は10%水準」だとし、「インフレ期待が各国の政策当局の基調変化で緩和される余地があるが、景気回復にによる需要の改善と炭素中立(カーボンニュートラル)が巻き起こす逼迫した供給は今後も有効だろうと判断する」と分析した。

欧州連合(EU)と日本などの鉄鋼各社は、昨年のコロナ19によって高炉の一部生産を中止したことに続き、今後のカーボンニュートラル政策基調に合わせて高炉での生産再開を留保している状態だ。韓国だけでなく、世界の鉄鋼需要は堅調な一方で、鉄鋼の供給は政策問題に起因して減ることにより、鉄鋼製品の販売価格が上がってポスコをはじめとする鉄鋼収益性の向上傾向しばらく続くだろうという分析が優勢だ。

一方、ポスコは来る22日に第2四半期の企業説明会をコンファレンスコール方式で開き、業績確定値を最終発表する予定だ。
  • 毎日経済 | ハン・ウラム記者
  • 入力 2021-07-09 21:46:37