韓、精油4社で営業利6兆期待…精製マージン高騰で



昨年は「コロナ19」パンデミックの直撃を受けて5兆ウォン台の損失を出した国内精油業界は、今年は精製マージンの改善効果に支えられ、6兆ウォン以上の収益を出す見通しだ。国際原油価格が2年ぶりにバレル当たり80ドル台まで突きあがったが、世界各国が「ウィズコロナ(段階的日常回復)」に突入し、主要石油製品の好況はしばらくのあいだ続くだろうという観測が出ている。

去る15日の精油業界によると、昨年はコロナ19の拡散による消費心理の萎縮効果で「マイナス」1.5ドルまで落ちたシンガポール複合精製マージンは、今月初めにバレル当たり6.8ドルまで上昇した。今年の1月に(1.4ドル)の4倍以上の高いレベルで、2019年7月(6.9ドル)以来の最高値だ。精製マージンは石油製品価格から原油購入コストと輸送費などを差し引いた金額で、精油業界の実績を判断する指標として活用されている。

業界では国際原油価格と精製マージンは、しばらくのあいだ同時に上がるだろうという分析が出ている。最近、石油輸出国機構(OPEC)が追加増産がないという立場を明らかにしたなかで、世界各国が「炭素中立(カーボンニュートラル)」政策を打ち出して、液化天然ガス(LNG)や石油などの主要エネルギー価格が突き上がっているからだ。さらに先月末、米メキシコ湾地域にハリケーンが上陸した影響で生産支障が長期化している。

一方、石油製品の需要はワクチン接種が拡大しつつ継続的に増えている。国際エネルギー機関(IEA)は今年の世界の石油需要を、昨年よりも6.1%増えた9630万バレルと予想した。ジェット燃料などの一部の需要は依然としてパンデミック以前の水準には及ばないものの、ガソリンや灯油などはすばやく回復を記録している。
  • 毎日経済 | パク・ユング記者
  • 入力 2021-10-15 19:30:43