SKオン、ボルボのポールスターブランドへバッテリー供給


SKイノベーションのバッテリー新設法人SKオン(SK on)は「安全の代名詞」として知られる欧ボルボ車の電気自動車用ブランドPolestar(ポールスター)と手を組んで、高級電気自動車市場に進出する。

22日の完成車業界によるとポールスターは最近、SKオンと早ければ来年から高級電気自動車用バッテリーの供給を受ける案を議論している。両社は供給モデルと規模などの最終的な調整を進めており、来年の初めにバッテリー供給契約を締結することが伝えられた。契約が完了すると、ポールスターが2023年に出荷予定の2億ウォン台のプレミアム中型電気スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)にSKオンの次世代リチウムイオンバッテリーが搭載される。

ポールスターは2017年、ボルボと中Geely Holding(ジーリーホールディング)が設立した高級電気自動車ブランドだ。「ポールスター1」(プラグインハイブリッド)と「ポールスター2」(純電気自動車)などの電動化モデルを発売しており、年内に国内でも公式に販売を開始する計画だ。 2024年までに「ポールスター3」(電気SUV)、「ポールスター4」(電気小型SUV)、「ポールスター5」(電気セダン)などに製品ラインナップを拡大する方針だ。

ポールスターはこれまで中CATL社とLGエネルギーソリューションなどからバッテリーの供給を受けたが、最近はSKグループとの協力強化を契機に取引先を増やしたものと分析される。 SK(株)は去る4月、中国のジーリー自動車グループと造成したニューモビリティファンドを通じてポールスターに6000万ドルを投資し、6月には電気自動車分野での協力強化のための覚書(MOU)を締結している。

SKオンが供給する予定の次世代リチウムイオンバッテリーは、正極材のニッケルの含有量を高め、1回充電時の移動距離を最大化し、高価なコバルトの割合を減らして価格を抑えたことが特徴だ。ニッケルは容易に反応する性質があるだけに、含有量を上げると安全性が低くなる欠点がある。しかし国内のバッテリー業界はニッケル含有量を高めながらも、安全性を強化して、既存のバッテリーよりもむしろ火災の危険性などを大幅に下げた。

特にSKオンはニッケル・コバルト・マンガンの割合を8対1対1で混合させた陽極材を適用した「NCM811」バッテリーを2016年に世界に先駆けて開発した後、2018年から量産してキア自製「ニーロ」電気自動車に納品してきた。

一方、サムスンSDIとLGエネルギーソリューションもまたグローバルな高級電気自動車攻略のために、主要完成車ブランドとの協力を強化している。

サムスンSDIは英国の高級車ブランド、ロールスロイスの最初の電気自動車にリチウムイオン電池を供給し、独BMWの電気自動車i4、iXなどには次世代のバッテリー「ジェン5」を納品する計画だ。 LGエネルギーソリューションは、「第2のテスラ」と呼ばれる米国の電気自動車スタートアップのLucid motors(ルーシッドモーターズ)と昨年、次世代の円筒形バッテリーの供給を締結した後、最近は日本のパナソニックとテスラが打ち立てた「電気自動車1回充電時最長走行距離」の記録を破ることもした。
  • 毎日経済 | ウォン・ホソプ記者/パク・ユング記者
  • 入力 2021-10-22 17:16:48