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ポスコ、原材料価格の上昇により営業利益が減少


ポスコグループの売上が再び史上最大値を記録したが利益は小幅で減少した。

ポスコグループの持株会社であるポスコホールディングスは14日、今年第2四半期(4月~6月)連結基準で売上23兆ウォン、営業利益2兆1000億ウォンの暫定業績を記録したと発表した。前年同期比で売上は25.7%増加し再び史上最大値を超えたが、営業利益は4.5%減少した。

鉄鉱石などの原材料が値上がりし事業会社のポスコが、これを製品価格に持続的に反映し売上げが大幅に増えた。しかし、原材料価格の上昇による生産費用がそのまま製品価格に反映されない構造であることから、営業利益自体は昨年同期より減少した。

今年下半期には世界景気の低迷による前方産業(ある材料や素材などを利用して特定の製品を生産・販売する産業)の需要萎縮の影響で鉄鋼価格の上昇傾向が弱まり、業績が鈍化するだろうという見通しが出ている。

鉄鋼業界の関係者は「鉄鉱石の価格が下がるうえに建設などの需要不振で下半期に在庫が増えるだろうという憂慮が大きくなっている」とし「ポスコをはじめ鉄鋼会社が製品価格を調整している」と説明した。ウォン安も業績の足かせとなっている。
  • 毎日経済 | イ・ユソプ記者
  • 入力 2022-07-14 17:46:55




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