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韓国で大型マートの半額チキンがブームに FC加盟店が緊張


  • 韓国で大型マートの半額チキンがブームに FC加盟店が緊張
  • ホームプラス永登浦店で顧客が並んでチキンを待っている。 [イ・スンファン記者]

大型マートが披露した「半額チキン」が韓国のフライドチキン市場を揺さぶっている。国民の代表的なおやつだったチキンは物価急騰の中で1羽当たり3万ウォンに迫るほど価格が急騰し、もはや一大決心をしてから注文しなければならない高価な食べ物になった。このような状況のなかでホームプラスが6000ウォン台のフライドチキンを発売した。開店と同時に顧客がフライドチキン売り場に駆けつける、いわゆる「チキンラン」現象が起きるほど消費者の反応は熱い。

10年前に半額チキンを標榜して発売されたロッテマートの「トンクンチキン」を巡っては「大型マートの横暴」と激しく批判されたが、今回の第2次チキン大戦ではフランチャイズチキンの高い価格を巡る賛否が加熱する様相だ。

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  • ダンダンチキン

10日、ホームプラスによると6000~7000ウォンの「ダンダンチキン」の累積販売量が8日基準で30万7000羽を記録した。6月30日の発売以来、40日間で30万羽を突破したのだ。1分当たり5羽ずつ売れた計算になる。通常、大型マートのフライドチキン月間販売量が3万~4万羽ほどだった点を勘案すると、文字通り旋風を巻き起こしている。ダンダンチキンブームに、ほかの大手マートもチキンマーケティングに拍車をかけている。イーマートは先月初め、価格9980ウォンのコスパチキン「5分チキン」を発売した。ロッテマートも代表的なフライドチキン商品である「Newハントンカアアドウクチキン」を11日から1週間、約50%割引の8800ウォン(イベントカード使用時)で販売することを決め、チキン大戦に飛び込んだ。

大型マートのフライドチキンブームは2002年の日韓W杯以来、20年にわたり国内フライドチキン市場を掌握してきたフランチャイズチキン業界の牙城を揺るがしている。まだジェネシスBBQ(BBQチキン)、キョチョンチキンなど大型フレンチャイズの業績に衝撃を与えるレベルではないが、大型マート近くの加盟店では売上減少が目立つ。
  • 毎日経済 | オ・スヒョン記者/チン・ヨンファ記者
  • 入力 2022-08-10 17:56:57




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