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現代経済研究院の分析、北朝鮮の労働生産性は韓国の21分の1

現代経済研究院「南北の労働生産性の比較と示唆点」報告書 

  • 現代経済研究院の分析、北朝鮮の労働生産性は韓国の21分の1
北朝鮮の1人当たりの労働生産性が韓国の1980年代の水準に過ぎないという分析が出てきた。

現代経済研究院のイ・ヨンファ専任研究員とイ・ブヒョン首席研究委員は26日、「南北の労働生産性の比較と示唆点の報告書」で実質国民所得と産業別就業者統計を利用して、韓国と北朝鮮の1人当たりの付加価値労働生産性を推定ㆍ比較した。労働生産性は、労働者一人が一定期間算出する付加価値を意味する。

1990年、160万ウォン(韓国ウォン)だった北朝鮮の労働生産性は過去22年間(1990~2012年)110万ウォンの上昇にとどまったと見られる。北朝鮮の経済成長は、1990年以降停滞した。2012年、北朝鮮の労働生産性は約270万ウォンで、韓国の1980年の水準に過ぎなかった。1990年、韓国に比べ7分の1の水準から21分の1の水準まで格差が拡大したのだ。

産業別には、2012年基準で北朝鮮内の社会間接資本(SOC)・建設部門の労働生産性が最も高く、残りの産業は現状維持の水準にとどまっている。特に、製造業の場合、韓国に比べて38分の1で労働生産性が非常に低い水準だった。

開城(ケソン)工業団地の1人当たりの労働生産性は1050万ウォン(2006~2012年、平均1080万ウォン)で、北朝鮮の労働生産性よりも高い水準だった。報告書は、北朝鮮の労働生産性が持続的に下落する場合、統一費用が拡大されるなど、経済的問題が発生する可能性が高いと指摘した後、資本財投入規模を増やす一方、人的資本育成が重要であると強調した。
  • 毎日経済_イ・ヒョンジョン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-26 18:29:19




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