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航空社の韓流マーケティング、BIGBANGとEXO、イ・ミンホと「一緒の飛行機」に乗る?

韓流スターの海外公演の時は搭乗率100%に迫る 

  • 航空社の韓流マーケティング、BIGBANGとEXO、イ・ミンホと「一緒の飛行機」に乗る?
去る5月4日、日本・東京で開かれたYGファミリーコンサート。公演前日の3日、羽田空港に向けて出発したアシアナ航空機は、エンターテイメント企画社YGのチャーター機を彷彿とさせた。BIGBANGと2NE1、エピックハイなどのYG所属の韓流スターはもちろん、企画会社の関係者や公演スタッフなど、なんと160人が一緒に搭乗したのだ。ここにさらに何人かの日本のファンたちが韓流スターたちと同行するために、韓国に入国して飛行機に同乗した。この日、この航空機の搭乗率は95%を記録した。ふだんの80%台の搭乗率よりも15%ポイントほど高い数値だ。

Kポップと韓流が航空会社の新たな「大手顧客」として浮上している。韓流スターらの海外公演時は芸能人と企画会社の関係者、スタッフなど100人以上が同時に出国するうえに一部のファンも同乗し、搭乗率が10~20%ずつふわりと上昇する。先月31日、アシアナ航空によると今年のKポップスターの海外公演時、公演地に向けて出国する航空機の搭乗率は90~98%を記録した。その月の平均搭乗率76~88%よりも、多いときは20%ポイントほど高い。芸能人らとスタッフらで飛行機の空席はほとんどなく、ぎゅうぎゅうになっているというわけだ。

「韓流コンサート効果」による搭乗率の上昇には、ファンも一役買っている。航空業界の関係者は、「BIGBANGなどトップスターが海外公演を行くときは、国内外のファン30~40人が同じ飛行機に搭乗して、コンサート遠征観覧をしたりする」とし、「スターのフライトスケジュールは航空会社では絶対秘密にしているのに、熱烈なファンはどうにかしてフライトを調べだして同乗する」と語った。

航空会社はマーケティングにも積極的に乗り出している。アシアナは2012年のCJ E&Mをはじめとし、2013年にYG、今年はJYPエンターテイメントなど韓国を代表するエンターテインメント企業と韓流文化活性化のための業務提携を結び、韓流スターの海外活動を支援している。また、Kポップを活用したマーケティングとドリームウィングス、機内食体験団、フライングのマーケティング担当者、中国人留学生のマーケティング担当者の活動、SNS活用など、若年層対象のマーケティングも繰り広げている。

済州(チェヂュ)航空は韓流スターのイ・ミンホをモデルに起用し、航空機に写真を貼り付けて運営している。16機保有している航空機のうち2機にイ・ミンホの顔を貼り付けて、国内線と日本・中国・フィリピン・タイ・香港・グアム路線などで運航中だ。大韓航空はタイ・シンガポール・マレーシアなど東南アジア6カ国のパワーブロガーを、国内Kポップ公演へ招待するイベントである「アジアン・オンエア・プログラム」などで韓流を利用している。
  • 毎日経済_イ・ホスン記者/写真出処=MBN star | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-31 15:34:41




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