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ポスコ、インドのグジャラート州に年産11万トンの鉄鋼加工工場を来年3月着工


  • ポスコ、インドのグジャラート州に年産11万トンの鉄鋼加工工場を来年3月着工
ポスコは13日、インドのナレンドラ・モディ首相の故郷であるグジャラート州に約220億ウォンを投資して、鉄鋼加工工場を建設することにしたと明らかにした。

グジャラート州の最大都市アフマダーバード近くのサナンド地域に、年間11万トンの鋼板を加工できる鉄鋼加工センターを、来年3月ごろに着工することが投資の骨子だ。完工目標は2016年。ポスコは、グジャラート州にはタタ社やマルティ社、スズキなどの自動車工場が多くあることから、これらに鉄鋼を供給するために工場を建設することにしたと明らかにした。

ポスコ・インディアは今月、グジャラート州産業開発公社(GIDC)がサナンドに造成した用地4万平方メートルを買い入れて、関連法人の設立手続きに入る方針だ。グジャラート州はモディ首相が州首相に就任した2001年10月から、電力・道路・港湾などの産業基盤施設の集中開発と投資家の優遇措置など、「事業しやすい環境」を掲げて大規模投資を誘致した。その結果、グジャラート州は平均13.4%に達する経済成長率と、インド全体の輸出の21%を占める経済的地位を持つようになったし、モディ首相はこのようなグジャラート州の経済成果に力を得て、今年5月の総選挙で勝利した。

一方、ポスコは既に2012年5月、インドのマハーラシュトラ州に年間45万トン規模の自動車・家電用の溶融亜鉛メッキ鋼板の生産工場を竣工し、デリーやプネとチェンナイなどの3カ所で、鉄鋼加工センターを稼動している。

しかし、ポスコにはインド事業で痛い記憶がある。2005年6月、インド東部のアウディシャー州に製鉄所を建設することにして、州政府と覚書を締結したが、住民の反対と鉱山探査権などの問題で着工できないでいることが大きな問題だ。しかし、これと関連して朴槿恵大統領は12日、ミャンマーのネピドーにおけるモディ首相との首脳会談で、アウディシャー製鉄所プロジェクトに対する関心を呼びかけており、モディ首相はポスコのプロジェクトを全面的に支持するという意思を明らかにした。
  • 毎日経済_シン・ヒョンギュ記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-13 17:29:47




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