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GEのイメルト会長、話が最もよく通じる韓国財界人は?…鄭夢九会長

GEの韓国事業の将来構想…現代自動車グループ、大宇造船海洋 

  • GEのイメルト会長、話が最もよく通じる韓国財界人は?…鄭夢九会長
韓国を訪問中のジェフリー・イメルトGE会長(写真左)は18日、財界関係者とのスキンシップに本格的に乗り出した。前日の訪韓初日に崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理などの官界人士と会ったことに続き、この日は鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ会長(写真右)、 高載浩(コ・ヂェホ)大宇造船海洋社長らに会い、GEの韓国事業の未来を構想した。

イメルト会長はこの日の朝早く、年来の知友である鄭夢九会長と会った。2つのグループの協力関係だけでなく、「話が最もよく通じる韓国財界人」として鄭会長を挙げるイメルト会長はこの日、ソウル市内の某所で鄭会長と朝食をともにして長い時間、対話を交わしたことが確認された。2会長の出会いは今回ですでに4回めだ。イメルト会長はジャック・ウェルチ前会長に続いて就任した翌年の2002年に、韓国を訪問した際に鄭会長と会った事があり、2004年の訪韓時も鄭会長と会って、GEキャピタルと現代キャピタルの資本提携を議論したことがある。続いて、2009年には鄭会長が米ニューヨークを訪問し、イメルト会長に会うこともした。

この日、2会長の対話は2グループの、今後の協力事業に集中したと伝えられた。GEの自動車分野の新規事業とともに、現代自動車グループの建設部門の関連企業とGE間の協力事業の拡大、現代キャピタルに対するGE持分の問題などの事案が幅広く議論された。具体的には、現代自動車グループの建設系列社である現代建設プロジェクトに対するGEの発電設備の供給など、建設部門での協力事業の問題がこの日の会見で集中的に議論された。GEはドイツのシーメンスとともに、発電設備部門でのグローバルリーダー企業であり、最近フランスのアルストム社を買収した後、発電設備の分野で積極的なグローバル展開戦略を繰り広げている。GEはこれまでにも、現代建設の海外発電所建設プロジェクトにタービンと設計技術を提供している。これとともに、金融事業部門と関連し、GEが保有している現代キャピタルの株式の整理が議論されたと伝えられた。

また、イメルト会長がこの日に高載浩社長と会ったことは注目すべき大きな話題だ。GEが大型の重要部品を納入している国内造船会社の中で、大宇造船海洋の経営陣とイメルト会長が直接会ったわけだ。関連イベント会場の中で会見したイメルト会長と高社長は、今後の造船業界の状況、海洋プラントなどの新技術開発、持続的な協力関係などをめぐって深みのある対話を交わしたと伝えられた。

これに先立ち、イメルト会長は前日の夕方にソウル市内某所で、許東秀(ホ・ドンス)GSカルテックス会長と個別に会見した。GEはGSカルテックスの石油精製・石油化学施設に設置される振動監視システムと、独自発電施設のガスタービンなどの主要機器を供給している。

イメルト会長と財界人の間の出会いを見てみると、GEが韓国でどのような事業に集中するか推し量ることができる。造船・エネルギープラントなどの重厚長大事業で、大型機械装置の納品に邁進するという意図で読まれる。
  • 毎日経済_ホン・ヂョンソン記者/チョン・ボムヂュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-18 17:43:34




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